筋肉が脂肪にはなりません!(^_^;)

2017年02月07日

 

「若いころは筋肉質だったのに…筋肉が脂肪になっちゃった…」

って言っちゃうことないですか?

 

でも筋肉が脂肪に変わる?って言うのはちょっと違うんですよね~

気持ちはわかるんだけどね(^^)

 

「最近、贅肉が増えたな…」

って感じる人、多いと思います。

俗にいう中年太りですね(>_<)

 

これを「筋肉が脂肪に変わった」って表現する人がいるけど、それは勘違いです。

だって、筋肉と脂肪ってまったく違うものだから。

脂肪は、中性脂肪の固まりです。

筋肉は、筋繊維という線維状の細胞を無数に束ねたものです。

脂肪は脂肪で、筋肉はたんぱく質です。

材料からして全くの別物です。

 

脂肪は、化学的には炭素(C)、水素(H)、酸素(O)の3つの元素からできています。

よくわかりませんが(^-^;

 

そして筋肉をつくるたんぱく質には、C、H、Oに加えて窒素(N)が必要です。

化学的な構成も違いから、脂肪が筋肉に変わることは無いんです。

筋肉が脂肪に変わることもないんです。

 

あと、体脂肪と筋肉の重さも違います。

脂肪よりも筋肉の方が1.2倍ほど重いんです。

だから、肥満の人よりも筋肉質の人が体重は重い傾向にあるんです。

 

肥満て、体脂肪がたまりすぎた状態で、体脂肪率が高い状態です。

ここで声を大にして言いたいのは、体重よりも体脂肪率が重要だということです。

 

基本的に、体重の増減というのは脂肪や筋肉の増減です。

あ、あと水分ね。

仮に脂肪が減って、同じ体積分の筋肉が増えれば、筋肉は脂肪より重いから、体重は増えます。

体重だけ見ると、太ったって言い方になっちゃいますよね?

でも、体脂肪率が減ってるから、実際には体脂肪が落とせて健康体に近づいている状態。

 

例えば、食べ過ぎて

摂取カロリー > 消費カロリー

になってしまった場合は、体脂肪が体についてきます。

でも、トレーニングをすれば、この体脂肪が筋肉に変わるって思ってる方が多いです。

でも実際は、そんなことはないんです。

 

体脂肪を落とすには有酸素運動をするか、筋肉量を増やして基礎代謝を上げるか。

これらをやらなきゃいけないんです。

 

運動をしていた人が運動をしなくなると、引き締まっていた体が徐々にプヨプヨになってきます。

これは、運動をやめてしまって、身体に体脂肪がついてきて、筋肉が減ってしまったから。

 

筋肉はトレーニングをしないと、必ず減っていきます。

いくら肉を食べても、プロテインを飲んでも、トレーニングしないと筋肉は減ってきます。

 

だから、定期的にトレーニングして、筋力を維持、向上させることが大切なんです。

筋肉と脂肪は全くの別物です!

引き締まった身体を作りたければ、トレーニングです!

これは、これからダイエットを始める人も、リバウンドしちゃった人もトレーニングです。

もちろん食事もね(笑)

筋肉は脂肪になりません!

今日のポイント

筋肉と脂肪は別物!

トレーニングしなきゃ筋肉は増えない、維持できない!

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