ダイエットは食事と運動だけじゃないんだよ~

2017年12月18日

こんにちは。大阪出張から帰ってますます元気なシュワルツ浅井です

「食事でちゃんとコントロールしてるのに…」

「運動も定期的にちゃんとやってるのに…」

「ダイエットはうまくいかない…」

 実はこんなところにも原因があるんですって話です。

 人間のカラダって、体外・体内の環境変化とかストレスで、意識的に身体を動かしたり、無意識に呼吸や血流を変化させたりして、生命活動を行ってるんです。

こういう活動を行うための体内の統制・調節機能が、神経系と内分泌系(ホルモン・酵素)なんです。

この中でも身体調節機能を無意識的・反射的に行うのを自律神経と呼んで、消化・吸収・代謝・循環というダイエットで大切な部分を統御してるんです。

自律神経には、活動しているときに主に働く「交感神経」と、休息しているときに主に働く「副交感神経」があって、脳にある視床下部という場所が司令塔となっていて、この二つのバランスをとってるんです。

ダイエットを成功させるためには、自律神経を正常に働かせて、日中に交感神経を効回よく働かせて、エネルギー消費が活発な状態をつくることがポイントなんです。

交感神経は、脂肪やグリコーゲンとか、体に貯められたエネルギーを使用できる状態に変えながら、身体と心を活動的にさせる働きをするんです。

上のグラフ(小さくてごめんなさい)はアメリカでの男性肥満者のデータだけど、肥満の維持要因が、過食より交感神経の低下だった結果を表しているものです。

同年齢のエネルギー摂取平均量をオーバーしていた肥満者は全体の3割で、残りの肥満者は平均か、それ以下の摂取量でも、肥満が維持されていたという結果がでてるんです。

自律神経ダイエット法

日中起きて活動しているときは主に交感神経、夜間眠っているときは主に副交感神経が働いて、体のリズムをつくっています。

この自律神経の働きを整えることが、健康的なダイエットには重要になるんです。

 

朝は、眠っているときに優位だった副交感神経が活動のための交感神経に切り替わる時間です。

すっきりと目覚められないで布団から出られない時って、切り替えがスムーズにいっていない証拠だけど、逆にこの切り替えがうまくいけば、体温が上昇して自然に代謝が上がって、脂肪が効率よく燃えてくれて脂肪がどんどん落ちる一日が始まるわけです。

魅力的でしょ?

自律神経支配で身体機能(体温調節や心臓の拍動とか)は自分の意思では直接コントロールできないけど、唯一、意識的にコントロールできるのが「呼吸」です。

朝は胸いっぱいに思い切り息を吸い込んでから吐く動作を何回か行ってみてください。

れで自律神経の働きが整えられて、副交感神経から交感神経への切り替えがうまくいきやすくなるんです。 

簡単でしょ?(^^)

 

デスクワークとかで座ったままで長時間仕事をしていると、交感神経が活発に働かなきゃいけない昼間に脳にストレスがたまって、自律神経の調節がうまくいかなくるんです。

そうなっちゃうと昼間でも代謝が落ちゃって、体脂肪や老廃物を貯め込みやすいカラダになるし、だるさやむくみといも出てきちゃうんです。

そんなときは、手とか足の末端をマッサージしたり、軽い運動で刺激してやると脳の働きが活性化して、交感神経も活発になるんです。

 

夜は全身の筋肉に疲れがたまって、緊張した状態、交感神経が優位になったままの場合があるので、注意です。

そのまま寝てしまうと翌日に疲れを残すだけじゃなくて、自律神経のリズムを乱す原因にもなっちゃいます。

そんな時は、寝る前に筋肉を適度に刺激するストレッチとかをして、脳と体をリラックスさせるのがいいんです。

お風呂なんかもいいですよね。

 

そうすると、睡眠中の副交感神経と朝目覚めたときの交感神経のスイッチがスムーズに切り替わりやすくなるんです。

痩せない原因は、意外なところに潜んでるんですよ。

ダイエットだけじゃなくて、カラダの調子を整えるのにも役立つので、ぜひぜひ実践して下さいね(^^)

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