汗をかく人ほど代謝がいい?は都市伝説です!

2019年07月24日

こんばんは!

東京出張中のシュワルツ浅井です。

暑いです!

さすがに東京は暑いです(^-^;

外を歩くと汗が噴き出してきます。

 

そういえば、汗をかくと、なんとなく痩せた気になりますよね。

 サウナに入ったり、半身浴したり、汗をかくと実際体重は減りますからね。

 感覚的にもスッキリするのは間違いないです。

 でも、残念ながら

 

発汗と代謝は関係ないんです!(^-^;

 

たくさん汗をかく人の方が、たくさんエネルギーを使っているからやすいって考えている人も多いですよね。

 でも、残念ながらそれは間違いなんですよ。

 

発汗って?

発汗って、体内に過剰な熱が蓄積しないように、外に逃がすための体温調節機能なんです。

これを専門的には温熱性発汗っていいます。(他に精神性発汗ってのもあるんだけどその話はまたの機会に)

 

代謝と発汗は違う

運動した時、気温が高い時、どちらも発汗します。

でも根本的な違いがあるんです。

運動した時は、体でつくった熱を逃がしていて、気温が高い時は外から入ってきた熱を外に逃がしているんです。

 

自分の体でつくった熱で発汗している場合は、その裏側でエネルギー消費があるんです。

でも、外から入ってきた熱を逃がす時のエネルギー消費はごくわずかなんです。

 

代謝って?

体内では物質をつくったり、こわしたりしています。

例えば筋肉を再生したり、分解したりね。

専門的には同化と異化と言います。

わかりやすい言葉に言い換えると、体内の化学反応ってことです。

 

この化学反応でエネルギーを放出することを代謝っていいます。

代謝ってエネルギーの放出のことで、代謝がいいって言うのは、「体内で化学反応が正常に行われている状態」ってことなんです。

 

発汗≠代謝

 

代謝が減少していると、体内で熱をつくる働きが弱くなって汗をかく必要がなくなることはあります。

でも、発汗が多いことは代謝が多いとは限らないんです。

ただの「汗っかき」って言う場合があるからなんです(発汗機能の異常)。

「汗をかく人ほどやせやすい」という噂は間違いです。

 ダイエット都市伝説です()

 

どんどんカラダの中でエネルギーを発生させて、消費するしかないんです。

サウナも岩盤浴も半身浴も、身体の水分の出し入れですからね(^_^)

シュワルツ浅井

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