札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2020年01月08日
こんにちは。
クライアントさんに、脂肪の「オメガ3」について質問を受けたんです。
なにかテレビでやってたみたいですね?
っと言うことで、脂肪のオメガ3について書いてみますね。
糖質、たんぱく質、脂質と三大栄養素の一つ「脂質」
なにかと、ダイエットの敵と思われますよね。
シュワルツ浅井も以前に「ローファットダイエット」やってました。
脂肪を控えるダイエット法です。
スーパーマーケットなんかでも、ノンオイルのドレッシングやマヨネーズで、もともと油を使う商品なのに、油を使っていない、油を控えめなんてヘルシー商品もたくさん出ていますよね。
でも、脂肪って、全てが体に悪いわけじゃ無いんです。
生活習慣病の予防につながって、肌のバリアー機能を高めるとか、実は健康な体作りに欠かせない成分の一つなんです。
体に大切な栄養素
体は、三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)をはじめ、ビタミン・ミネラルがなければ、維持できないんです。
特に、脂質は、体を動かすためのエネルギー源になります。 血管を柔軟に保つ働きとか、細胞壁の構成成分とし、必要不可欠なんです。
脂肪酸が集まってできたものが、脂質です。 集まり方や、順番によって、次の二種類に分けられるんです。
・飽和脂肪酸…動物に多く含まれる
・不飽和脂肪酸…植物に多く含まれる(一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられます)
そして、多価不飽和脂肪酸は、n-3系(オメガ3脂肪酸)・n-6系(オメガ6脂肪酸)に分けられます。
オメガ3脂肪酸という不飽和脂肪酸の仲間は、次のような働きがあって、生活習慣病を予防すると期待されてるんです。
こんな働きがあるから、オメガ3脂肪酸は、健康に良い油って言われています。 植物や魚に多く含まれていて、次の種類があります。
・αリノレン酸 ・ドコサヘキサエン酸(DHA) ・IPA(イコサペンタエン酸)
これは、体内で合成することができない必須脂肪酸です。 だから、毎日の食事から摂取しなければならない脂肪酸ということなんです。
全身に、栄養分・酸素を行き渡らせる
こんな状態が続くと、血液の流れが悪くなります。 そうなると、脂肪が蓄積して血管壁が狭くなりやすくなります。
でも、オメガ3脂肪酸を摂取すると、血管壁の脂肪蓄積を予防して、血液の流れを保つんです。 血液の流れをよくして、動脈硬化を防ぐと、全身に栄養分・酸素が行き渡るようになります。
オメガ3脂肪酸は、病気を防いじゃうんです
。
特に女性は、閉経すると骨密度が低下しやすいですよね。 ちょっとしたつまづいたり、転倒したときに、骨折しやすくなります。
でも、オメガ3脂肪酸が骨折を防ぐこともあるんです。
オメガ3脂肪酸を日ごろから摂取していると、骨密度の低下を防げるという研究結果が報告されてます。
亜麻仁油・えごま油
オメガ3脂肪酸は、こんな食品に多く含まれています。 空気とか光、熱などで、酸化しやすい性質があるから、加熱しないで、生の状態で取り入れるのがおすすめです。
青魚は、刺し身・蒸し魚がおすすめですね。 亜麻仁油・えごま油は、サラダや刺し身にかけたり、パンにつけたりと、できあがった料理に、かけて食べるのがいいとおもいます。
サプリメントも、多くの出ています。 毎日、必要な量を補うのに、サプリメントでとるのも有りかと思います。。
こんな人は、サプリメントで続けやすいものを選んで継続するのがいいですね。
オメガ3脂肪酸は、毎日摂取することが大切です。 1日に必要な量は、成人女性が1.6〜2g/日、成人男性が2〜2.4g/日って、厚生労働省で示しています。
18〜29歳 2.0g/日 30〜49歳 2.1g/日 50〜69歳 2.4g/日 70歳以上 2.2g/日 女性 18〜29歳 1.6g/日 30〜49歳 2.0g/日 50〜69歳 2.0g/日 70歳以上 1.9g/日 妊婦/授乳婦 1.8g/日
*食事摂取基準2015年版より
EPAやDHAが持っている脂質代謝改善作用に、血液中や肝臓中の中性脂肪の量を減少させる働きがあると言われています。
中性脂肪は過剰になると、内臓脂肪や皮下脂肪として全身に蓄えられてしまって、太る原因になるんだけど、EPAとDHAが中性脂肪を代謝してくれるってわけなんです。
でも食べ過ぎ、運動なしじゃ、オメガ3とっても焼け石に水ですよ(^_^😉
ダイエット・健康ブームの中、脂肪は「太る」「体に悪い」と敬遠されがちです。
でも、本当は体に必要な成分で、脳や血管のための栄養素です。
質のいい油を選んで、毎日継続すると、生活習慣病の予防につながります。
毎日の食生活で、意識してみましょうね。(^^)v