札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2020年07月30日
こんにちは!
あまりの天気のよさに、どこかに遊びに行きたい衝動にかられるシュワルツ浅井です。
さて今日は、なかなかダイエットが計算通りにいかない理由についてです。
脂肪1㎏落とすのに、7200kcalだから、食事をこうして運動をこうしてって、計算することがあります。
「太る原因ぱカロリーオーバーだから、ダイエットはカロリーの収支バランスを負(マイナス)にすることで痩せるはず!」
食品1gのカロリーは、タンパク質4 kcal、脂質9 kcal、炭水化物(糖質)4 kcalだから、優先的に脂質を減らしたほうが総摂取カロリーを減らしやすくなるわけですよね。
「食事から脂肪分を減らせば痩せる」
これが、「カロリー制限ダイエット」の基本的な考え方ですよね。
でも実際は計算どおりにないんですよね~
栄養素別にカロリーダウンを考えると、ご飯やパンなど、主食の主な栄養素は炭水化物(糖質)で、肉や魚など、おかずの主な栄養素はタンパク質、そして脂肪を主な栄養素とする食品といえば、油脂、バター、ラード、肉の脂身です。
でも、この脂質って直接食品として食べるものじゃなくて、主に料理の材料や味付けに付け加えるものです。
だから食事から脂質を減らすんだったら、料理に使う油脂や脂質が多い肉や魚などの脂身を減らしながら結局はカロリーを減らすというよりも、食品の分量(重量)を減らすことになります。
カロリー計算で、食品表示されている各々の摂取カロリーを抑えながら、同時に体内エネルギー(体脂肪)を直接消費するために運動を加えることになります。
運動で100 kcal消費すれば体脂肪が約14g減るという計算になります。
100kcal ÷ 7.2kcal = 13.9g
ウォーキングで25分くらい歩いて、13.9gです。(^^;)
脂肪は9 kcal/gだけど、身体に蓄えられている体脂肪には水分が約14%と不純物が含まれるから、体脂肪は7.2 kcal/g って計算されます。
生きている限り、エネルギーの代謝で吸収と発散を繰り返して、活動量が多いほど消費カロリーは増えます。
その一方で、食事量を減らす(摂取カロリーが減る)と食後の血糖値は下がって、血糖値が下がれば、インスリン(エネルギーを貯め込むホルモン)の分泌量も減って、体内に貯め込まれるエネルギーは減って、体内エネルギーの補充が少なくなるので体重は減ります。
でも、身体は机上の計算どおりに反応してくれるわけじゃないんです。
生体では体重減少を危機反応として捉えて、摂取エネルギーが少なくても対応できる身体へと変化します(省エネモ一ド)。
基礎代謝の低下、交感神経作用の抑制、活動量の減少などへと導くことで、体内エネルギーの放出を抑制させてしまうんです。
そして食事制限の影響で必要な栄養素が不足して、脳や内臓機能の低下、血流悪化による体温の低下を導くから、脳は栄養不足を補うために脳内視床下部の腹内側核(満腹中枢)を抑制しながら外側野(摂食中枢)を亢進させることで食欲が促して、しかも満腹になりにくくさせちゃうんです。
だから、ダイエット後には過食(ドカ食い)になりやすくって、食欲がコントロールできなくなって、元の体重へと戻りやすくなるんです。
そして、省エネモードとなっている身体に、過剰にエネルギーが供給されるからリバウンドして、元の体重を超えてしまうんです。(>_<)
人はそれぞれ代謝機能が違うから、季節や気温などの外的要素でもカロリー収支には大きな差が出ます。
だからカロリー収支のバランス計算だけのダイエットはうまくいかないことが多いんです。
ダイエットは、無理に食事量や生活リズムを大きく変えるんじゃなくて、まず食事の質と活動量(運動)に的を絞って進めてくださいね。(^^)v
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