ダイエットの疑問?運動しても痩せないんですけど?

2020年06月27日

運動だけで痩せるのは実は大変!

ダイエットをするためには運動をしなければならないっと言うのは、もう皆さんご存知ですよね。

でも「運動を始めたけど全然変えあらな~い(>_<)」

って人も多いのも事実です。

と言うことで今日はどうして運動して脂肪が落ちる人と落ちない人がいるのかについて、お話します。

 

有酸素運動は時間効率が悪い

脂肪燃焼のための運動の王道と言えば、有酸素運動がありますよね。

有酸素運動は、酸素を利用して体内のエネルギーを消費する運動です。

有酸素運動は、長い時間をかけて行うことができる強度の低い運動であればあるほど、酸素を使う効率、が高まります。

逆に短時間しか行えない強度の高い運動は無酸素運動っていいます。

無酸素運動って言うけど呼吸はしてますからね。

 

有酸素運動は運動の強さと時間で、それが有酸素性の高い運動か、無酸素性が高いかで定義されます。

例えば、ウォーキングとランニングだと、ウォーキングのほうが運動強度は低くて、ランニングより長い時間行えるから、より有酸素性の高い運動ってことになります。

ランニングとダッシュでだと、ランニングのほうが有酸素性の高い運動ってことですね。

でもランニングでもペースが速くなれば当然無酸素性が高くなって、運動強度が高くなる分、長時間行えなくなりますよね。

普段運動してない人がランニングでゼェゼェハァハァ言いながら走っている状態は、酸素が足りなくなっている状態だから有酸素運動というよりは無酸素性が高くなってるんです。

ゼェハァ言いながら長時間運動は出来ませんよね。

長時間運動をしたければ、息を切らさない程度に強さを落として運動した方が長持ちします。

 

ランニングは30分で200キロカロリーくらいの消費カロリーになるんだけど、実は体すべて脂肪がすべてエネルギーとして使われているんじゃなくて、だいたい半分が糖質で、残り半分が脂肪をエネルギーとしているんです。

そしてランニングよりウォーキングのほうが脂肪燃焼効率は上がるんだけど、運動量としては減りますよね。

ウォーキングは30分で約100キロカロリー程度です。

ランニングの半分の消費カロリーだから、ウォーキングがランニングより体脂肪を効率的に消費している運動といっても、2倍の時間をかけなきゃ、ランニングよりも体脂肪を燃焼していることにはならないんです。

脂肪1㎏落とすのに7000kcalの消費は必要だと言われています。

30分で100kcalだから…

140時間!

毎日30分歩いて、140日だから4カ月と20日!(@_@)

計算上はこうなります!

※実際は人間の身体は機械じゃないので、計算通りにはいかないんですけどね(^_-)

 

筋肉はそう簡単には増えない!

ダイエットに話でよく耳にするのが「基礎代謝」という言葉ですよね。

シュワルツ浅井も今まで基礎代謝の話はたぶん100回くらいしてると思います(笑)

基礎代謝量は、1日何もせずに寝ているだけの状態でも消費するエネルギー量を言います。

私達が生命維持のために、内臓を動かしたり、血液を流したりしている無意識の活動も基礎代謝量に含まれます。

筋力トレーニングをして筋肉を増やすと基礎代謝が増えて、同じ生活でも脂肪燃焼されやすい「痩せ体質」になるという話を何度かしました。

これは事実です。

でも実際に筋肉を増やすのは時間がかかるんです。

最終的に脂肪が代謝されるところは体内のエネルギー工場であるミトコンドリアという細胞だから、筋肉活動を起こしてミトコンドリアを活発化させれば、体脂肪は必然的に燃えやすくなります。

でも、「基礎代謝量を上げる」って言葉が独り歩きしちゃって、筋トレだけでなく、ストレッチやマッサージ、整体などの矯正施術までが「基礎代謝量を上げる」と謳ってます。

毎日極限まで筋トレをして(実際には毎日やらないけど)、タンパク質をはじめとする栄養素をもう食べてなって言うほど摂取しても、1年でプ瘦せる筋肉は実質2~3㎏と言われています。

確かに筋肉1㎏増えると、1日の消費カロリーが50kcal上がると言われています。

しかし、ストレッチやマッサージ、整体で筋肉が増えることは無いんです。

 

スポーツ選手でも運動だけでは痩せられない

とは言っても、運動をして痩せた人もたくさんいます。

ビリーで頑張って10kg落としたって人もいます。

問題は、運動をちょっとがんばれば痩せると思っていたり、なんでこんなにがんばっているのに痩せないんだ?

と悩んでいたりする人が多いってことなんです。

体の痩せるメカニズムを考えると、どうしても食事のコントロールをすることで効率的なダイエットが出来ると言うことです。

そこに運動をプラスして身体をデザインしたり脂肪の燃焼を促進すると言うことになります。

あの、いかがわしい通販でさえ、画面の端っこに小さく

「※適切な運動と即時管理のもとに実施した結果です」

ってテロップを入れてます。(笑)

 

減量が必要(階級制)な運動選手は体脂肪を落とすために食事をコントロールしなければ、減量にすることはできません。

減量で、食事をコントロールしていない運動選手なんて見たことがありません。(笑)

○○するだけダイエットとか、○○体操だけで痩せちゃうんならスポーツ選手もやってますよね(笑)

基礎代謝が一般の人達よりもかなり高いスポーツ選手達でさえ、食事をコントロールしなければ、体脂肪を燃やすことはできないんです。

 

だからシュワルツ浅井のダイエットの話は運動より食事の話が多いんです。

それが真実だからです。

食事をコントロールする手順は昨日のブログでお話してるので、よろしかったら読んできたください。

食事と運動、両方が必修ですよ!(^^)v

運動しても瘦せない人、痩せる人

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