ダイエットは化学的根拠にのっとってやりましょう!(^^)v

2017年06月01日

こんにちは、昨日の脚のトレーニングの筋肉痛をひきづりながら今日も元気なシュワルツ浅井です!

 

今日はダイエットに深く深く関係するホルモンと酵素の話です

ホルモンて、体に中の特定の器官で合成、分泌されて、体液(血液)を通して体内を循環して、別の器官で効果を発揮する生理活性物質で、生体内の特定の器官の働きを調節するための情報伝達を担う物質なんです。

なんだかわかりづらいけど、簡単に言うと、身体から出てきて、他のカラダの働きを調整する物ってことです。

 

酵素は、体内で起こる化学反応に、触媒として機能する分子で、物質を消化する段階から吸収・輸送・代謝・排泄に至るまでのあらゆる過程に関与して、生体が物資を変化させて利用するのに欠かせないものなんです。

なんだかややこしいけど、人の代謝には、多くのホルモン、酵素がかかわってるんです。

その中でインスリンを始めとした「太る・痩せる」にかかわっでくる主なものを紹介しますね。

 

インスリン

食事をとった時に、最も早く吸収される栄養素が糖質です。

糖質は体内に吸収されると、血糖値が上がります。

この時膵臓のβ細胞(ランゲルハンス島)からインスリンが分泌されて、血液中の糖分を体に蓄積するように導きます。

 

その流れが下です↓

 

食後に血糖値の上昇が起こります

インスリンの作用で、血液中の糖質がグリコーゲンという、すぐに使える貯蔵エネルギーに変化します。

血液中のグリコーゲン貯蔵量の上限は20g程度。

それを超えた分は筋肉中(骨格筋)に蓄えられます。

筋肉中のグリコーゲン貯蔵量の上限は200 g250g。 それを超えた分は補充タンク的に肝臓に蓄えられます。

通常はここまでの過程で血糖値が元の数値に戻りるんだけど…

 

肝臓のグリコーゲン貯蔵量の上限は150 g200 g

過食や糖質を多量に摂取した場合は、これを超えた量が摂取されています。

だから血糖値はまだ下がらないで、超過分はすべて脂肪細胞の中に体脂肪としで蓄えられます。

 

これが食べたものを体内でエネルギーとして蓄える仕組みで、人を太らせるメカニズムです。

 

グルカゴン

人は絶えずエネルギーを消費してるから、体内が糖質不足の状態になることがあります。

このとき、膵臓のα細胞(ランゲルハンス島)からグルカゴンというホルモンが分泌されて、肝臓のグリコーゲンをブドウ糖に変えて血液の中に放出して、血糖値を回復させます(筋肉のグリコーゲンは筋肉内で使用され、再びブドウ糖に変えて血中に戻す機能は備わてないんです)。

それで、血糖値は上昇して、バランスが保たれる仕組みになっています。

 

リパーゼとサイクリックAMP(AMP)と酵素アデニルシクラーゼ

脂肪細胞に蓄えられた体脂肪に分解を働きかける酵素リパーゼです。

リパーゼは、脂肪細胞内の中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解します。

リパーゼの働きを活性化させるのは、細胞内で生成される生理活性物質のサイクリックAMP(AMP)で、さらに酵素アデニルシクラーゼがその働きが強化します。

 

アドレナリン、ノルアドレナリン 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)

運動とかの身体活動で、アドレナリン、ノルアドレナリン、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)とかのホルモンが活性化されると、一連のエネルギー代謝システムが活発になってどんどん体脂肪が燃焼していきます。

 

同化、異化システムのコントロール

人はあらゆる活動で体内に蓄えられたエネルギーを絶え間な<使います、食事で補給したエネルギーは次の食事までに使い切ることはなくて、体内に貯蔵されていきます。

運動や重労働などで貯蔵グリコーゲンをたくさん使わない限り、体内のグリコーゲン貯蔵可能量(貯蔵タンクが満タンに近い状態)は少ない状態になるので、脂肪細胞の方に体脂肪としてどんどん蓄えられちゃいます。

そして、なんと脂肪細胞に蓄えられる量の限度はないんです!


体脂肪が増えるのに限界無し!(@_@)

だから、エネルギーの同化(合成)にかかわるホルモンのインスリンや、異化(分解)にかかわる各ホルモン・酵素をうまくコントロールすることが、ダイエットを成功に導く秘策になるんです!

なんとな~く頭に入れてくださいね。

要するに・・・

食事のコントレールと運動って事だよ!

ダイエットは科学的根拠にのっとってやりましょう!

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページ最上部へ