夜食べても寝なきゃいい?

2017年07月09日

こんばんは、真夏の日曜日いかがお過ごしでしたか?

シュワルツ浅井、今日は朝練から始まって充実の一日でした(^^)

 

さて、今日もダイエットの話です(^-^;

夜遅い時間に食べると、寝てる間に脂肪になるって何度か言ってきました。

じゃあ、寝なければ太らないの?

ダイエット中は、夜より朝にたくさん食べるようにする。

特に夜遅い時間の食事や間食は、寝てる間に脂肪として蓄積されやすいから、なるべく避けたほうがいい。

これはダイエットの鉄則です。

 

じゃあ、「寝てる間に脂肪になる」んだったら、寝なければ夜遅い時間に食べても大丈夫なのか?

そう考えちゃう人もいますよね、でも答えは残念ながら「NO」です。

 

人間には体内時計があるんです

人間の身体には、体内時計っていうのがあるんです。

BMAL1(ビーマルワン)というたんぱく質をはじめ、いくつかの成分がこの体内時計を動かしてるんです。

このたんぱく質が、増えたり減ったりすることで、身体は1日の中で活発モードになったり、お休みモードになったりするんです。

 

実はこのたんぱく質、脂肪を体内に溜め込もうとする性質があるんです(>_<)

そして、このたんぱく質が増える時間帯、それが夜の10時~明け方の2時頃なんです。

 

だから、夜遅い時間に食事をすると、同じ摂取カロリーでも、夕方に食べるより脂肪として蓄えられやすい、太りやすいということなんです。

 

夜更かしは体内時計を狂わす

それに、夜遅くまで起きて不規則な生活が続いちゃうと、この体内時計は狂ってくるんです。これが狂うと、問題のたんぱく質が常に多い状態になっちゃうことがあるんです。

ヤバいです!

常に蓄えモードです!

そうなると、規則正しい生活をしてる人と、まったく同じ摂取カロリーでも、不規則な生活をしてる人の方が太りやすいということになるんです。

 

そして、体内時計が狂うと、ホルモンのバランスもおかしくなるんです。

グレリンとレプチンというホルモンがあって、グレリンは脳に働きかけて食欲を増進するホルモン。

逆にレプチンは、食欲を抑えて、エネルギーの消費を促して、基礎代謝量を上げてくれる通称「やせホルモン」なんです。

 

夜更かしばかりして、不規則な生活をしていると、グレリンが増えて、やせホルモンのレプチンは減っていくんです。

っと言うことは、同じ量を食べても太りやすくなるということになるんです。

夜が遅い生活は、たんぱく質やホルモンのダブルパンチで、太りやすい状況になっちゃうってことなんです。

 

朝食べる方がいいんです

さらにさらに、夜遅くに食べるのと、朝食べるのとでは、消費カロリーにも違いがありるんです。

食事誘導性熱代謝ってきたことありますか?

これは、食べたものを消化吸収するのに使われる消費カロリーのことで、基礎代謝量の約10%を占めます。

たとえば体重60kgの人なら、1日の消化吸収に使われるカロリーは約180kcalってことですね。

毎日180kcalですからね、これは意外とあなどれません。

この食事誘導性熱代謝は、夕方から夜にかけて、どんどん下がっていきます。

だから、同じ量を食べるにしても、夜より朝に食べた方がカロリーを少し多く消費できるってことになるんです。

 

夜遅い時間に食べても、寝なければ太らない?という考えは、食事誘導性熱代謝からみても「NO」ということです。

 

仕事でどうしても食事が遅くなるような時は、夕方の時点で軽くでも何か食べておいて、深夜にがっつり食べるなんてことのないようにしてくださいね。

ちょっと我慢して、翌朝食べましょう!

夜はダブルパンチでっ太るんです!

 

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