脂肪は燃やして減らすもの!

2017年09月27日

こんにちは、昨日おのデットリフトが心地よい筋肉痛を起こしているシュワルツ浅井です。

 

さて、ダイエットしようと思っている皆さんは「脂肪は燃やして減らすもの!」ってことは知ってますよね。

でも何となく知ってても、具体的にどういうことなのか知らない人も多いはずです。

 

そこで今日は、脂肪燃焼のメカニズムを知って、筋トレやダイエットの効果アップさせちゃいます!

 

体のお荷物?って言われる脂肪って?

余分なお肉=脂肪、と言うのは誰もが持っていますよね。

その正体について、謎の部分がありますますよね。

脂肪細胞ていってもすべてがお荷物なわけじゃないんです。

脂肪細胞には「白色脂肪細胞」「褐色脂肪細胞」の二種類があって、それぞれ違う働きをするんです。

 

一度できたらなくならない?白色脂肪細胞について

一般に「脂肪」って言われているものです。

この白色脂肪細胞は、体内で使い切れないで、過剰になったエネルギーを中性脂肪として蓄える働きがあって、脂肪太りの原因となる細胞です。

皮下や内臓の周囲に多くたまります。

妊娠末期の三か月(胎児期)、乳幼児期・思春期に集中して増殖して、一度作られると数は減少しにくいです。

以前は、思春期までに生涯の脂肪細胞の量が決定するって考えられてたんだけど、最近の研究dさと、思春期以降にも体に脂肪が入り切らなくなれば、さらに細胞の数を増やして脂肪を取り込めることがわかってきました。(>_<)

 

脂肪を燃やしてくれる?褐色脂肪細胞について

白色脂肪細胞とは逆の、脂肪を減らすという驚きの機能を持ってるんです。

脂肪細胞なのに、その脂肪を燃やしてエネルギーを消費するんです。

成人だと、首回り、肩甲骨付近、腎臓の周り、胸部大動脈周辺に少量存在しています。

骨格筋が少ない幼児期には、脂肪を燃焼して熱を発生させることで体温維持をしているから、この褐色脂肪細胞が多く存在します。

でも、基礎代謝の役割を担う骨格筋ができあがる成人になると、熱源が骨格筋に移行するため、一部を残してなくなってきます。

 

脂肪を「燃やす」って?

無くしたいと思っている脂肪のほとんどは、過剰にとった(食べた)エネルギーが形を変えて白色脂肪細胞に蓄えられたもので、脂肪を燃やすと言うことは、この貯蔵物を消費するということです。

 

脂肪はいわば体内に貯めこんだ固形燃料のようなもの。

余分なものは燃やして無くしたいですよね。

じゃあどうすれば燃やすことができるのでしょうか?

 

脂肪は分解しないと燃やせない!

蓄えられた中性脂肪は、そのままにしているだけでは消費できないんです。

各組織がエネルギーとして中性脂肪を利用するには、遊離脂肪酸という形に分解される必要があるんです。

人は寒さなどの刺激を受けたり、運動をしてエネルギーが必要になったりすると交感神経の活動が活発になります。

すると、リパーゼという酵素が活性化され、中性脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解します。

でも、この遊離脂肪酸は余ると肝臓へ送られ、また中性脂肪へと戻ってしまいます。

 

分解したら消費しよう

エネルギーとして消費するには、やはり運動が効果的なんです。

以前は減量するためには20分以上の運動時間が必要って言われてたけど、最近の研究だと、一日のうちに30分の運動を一回するのと、10分ずつ三回に分けて運動を行うことでは効果に差がないことがわかりました。

同じ運動で合計時間が同じだったら、一度にしても複数回にわけても効果は同じっていうことです。

脂肪燃焼の効果を出すには、適度な運動時間と適度な運動強度も必要となります。

それに、一回の運動だと影響がなくて、数か月以上の長期的な運動が必要になるんです。

 

多くのエネルギーを消費できる運動であればどのような方法でも効果はあるんですけど、目安として動脈硬化性疾患診療ガイドラインでは、次のような運動方法が薦められています。

 

筋肉はエネルギーを消費するエンジン

筋肉はエネルギーを消費して体を動かすエンジンのようなもので、このエンジンが大きければ大きいほど消費するエネルギーも増えていきます。

一日に消費する総エネルギーのうち、およそ7割は基礎代謝と呼ばれるもので、内臓を動かしたり体温を維持したりするために使われます。

筋肉の増量は、基礎代謝の上昇や消費カロリーの増量にもつながります。

だからせっかく脂肪が分解されても消費しなかったら、またもとに戻っちゃうわけなんです。

 

まとめ

食事制限などで摂取カロリーを減らしても、脂肪は燃焼されません。

体重が減っていたとしても、実は脂肪を燃やしてくれるはずの筋肉が減っていただけだったら本末転倒。

運動で脂肪を分解させるスイッチを入れるだけでなく、消費するために運動を続けましょう!

脂肪は運動して燃やすもの!

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