札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2017年10月05日
こんにちは、秋の味覚を若干楽しんでいるシュワルツ浅井です(笑)
最近「先生、痩せましたよね?」ってやっと言われるようになりました(笑)
最近は体重はそれ程変化なしなんですが、お腹周りの脂肪は確実に減って来てます。
っと言うことは、
体重に変化なし→脂肪が減っている=筋肉を減らさないで脂肪が減っている
だから大成功なんです。
だって、見て目的にも痩せて見えてるんだから。
体重なんてどうでもいいんです(^^)
さて今日は、秋の味覚にくぎを刺すような話なんだけど、「砂糖は怖いよ~」って話です。
人間を含めて動物もそうなんだけど「気持ちがいい」とか「快感」を求めることが行動の動機になるみたいです。
その快感が生まれる仕組みが脳内にあって「脳内報酬系」って呼ばれてます。
脳内報酬系は、人や動物の脳で欲求が満たされたときや、満たされることが分かったときに活性化して、快感の感覚を与える神経系。
ラットの実験で、この神経系に電極を埋め込んで電気刺激したら、ラットは盛んにレバーを押して電気刺激を求めたらしいんです。
そこから、この神経系が活性化すると快感を感じることが発見されたらしいです。
神経系で主要な役割を果たす神経伝達物質がドーパミン。
ドーパミンはアミノ酸のチロシンから作られるアミンの一種で、人間の脳機能を活発化させて、快感を作り出して意欲的な活動を作り出す神経伝達物質なんです。
神経系が刺激されると⇒ドーパミンが放出されて⇒心地良い感情が生まれる。
このシステム、正常な快感と、麻薬や覚せい剤のような薬物での快感、そして薬物への依存にも関わるんです。
ドーパミン放出を促進し快感が生まれると、それが刺激になって依存症や中毒になるんです。
前置きが長くなったけど、ここからが本題 (^^)
実は、糖質も甘味も薬物依存と同じ作用をするんです。
快感を求めて甘味や糖質の摂取を求めて、次第に摂取量が増えてきて、摂取しないとイライラみたいな禁断症状が出てきます。
ラットの実験で、コカインよりも甘味の方がより脳内報酬系を刺激するという結果が報告されています。
っと言うことは、甘味はコカインよりも中毒(依存性)になりやすいって言うこと!(@_@)
砂糖の多い食品やドリンクの過剰摂取は、甘味で快感を引き起こします。
これは薬物依存との共通性があるんです。
そこで、甘味による依存性(甘味中毒)と薬物に対する依存性(薬物中毒)のどちらが強いか比較する目的で実験が行われたんです。
この実験で、ラットを2つのレバー(ドアの取手)があるケージに入れて、一つのレバーを押すとコカインが静脈注射される、もう一つのレバーを押すとサッカリンの入った水を20秒間だけ飲めるような仕組です。
この実験で、ほとんどのラットはサッカリンの入った水を飲むレバーを多く押したんです。
サッカリンは砂糖の200倍以上の甘味があるカロリーゼロの人口甘味料。
コカインは中枢神経を興奮させて強い快感を得るので薬物依存症(薬物中毒)になりやすい覚醒剤です。
サッカリンの代わりに砂糖でも同じ効果だったんです。
サッカリンに対する嗜好はコカインの投与量を増やしても変わらないで、コカイン中毒になったラットを使ってもサッカリンの方を選んだんです。
「甘み」ヤバいです!
強烈です!
甘味に対する中毒はコカイン中毒よりも勝っているってことなんです。
グルコース(ブドウ糖)は脳神経の主なエネルギー源。
だから、糖質の多い食事で血糖が上がることは脳にとっては快感なんです。
だから脳が糖質を求めるようになるんです。
甘味物質や糖質は脳内麻薬と言われるβーエンドルフィンの産生も増加させます。
エンドルフィンは「体内で分泌されるモルヒネ」という意味。
マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくるランナーズハイと呼ばれる現象になるんだけど、それはエンドルフィンの分泌ともいわれています。
あと、性行為をするとベータ・エンドルフィンが分泌されるみたいです。
って言うことは、甘味や糖質は脳内報酬系のドーパミンと、脳内麻薬のエンドルフィンを増やして、強い快感を感じるようになるってことです。
精製した糖は人間の歴史の中で最近まで存在しなかったもの。
でも現在では、精製した糖の食事だらけです。
コンビニに行けば24時間いつでも買えます、食べられます。
そして、糖質や甘いものが止められない人が増えています。
甘い食品が止められないあなた、自分が中毒になっていることに気づいてくださいね。
だって、人間は砂糖が無くたって生きていけるんだから(^_^)
甘いもの食べないと調子が悪いとかって言うのはあなたの思い込みです。
だって元々無かったんだから。
無くても死にはしないんです(^_-)