脂肪を燃やす方法はただ一つ!

2018年05月31日

こんにちは。

5月もあっという間に最終日、いかがお過ごしでしょうか?

頑張っているダイエッターの皆さんのために、今日もダイエットのい役立つ話を一つ(^^)

「脂肪は燃やして減らすもの」ということはなんとなくわかっているんだけど…

でもどういうこと?って人も多いですよね。

今日はその脂肪燃焼のメカニズムを知ってもらって、筋トレやダイエットもっと効率的にできるようになってもらいます(^^)v

 

体のお荷物と言われる脂肪って?

余分なお肉=脂肪、って言う風に皆さん思ってますよね?

でもその正体は…?

脂肪細胞だからって全部が荷物なわけじゃないんです。

脂肪細胞には「白色脂肪細胞」「褐色脂肪細胞」って言う二種類があって、違う働きをしてるんです。

脂肪の働きについて簡単に説明しますね。

 

一度できたらなくならない?白色脂肪細胞

一般に「脂肪」として認識されている脂肪です。

白色脂肪細胞は、体の中で使い切れないで余ったエネルギーを中性脂肪にして蓄える働きがあって、脂肪太りの原因となる細胞なんです。

皮下や内臓の周囲に多く存在しています。

特に、妊娠末期の三か月(胎児期)、乳幼児期、思春期に集中して増殖して、一度作られると数は減少しにくいんです。

前までは、思春期までに生涯の脂肪細胞の量が決定するって考えられてたんだけど、最近の研究で、思春期以降にも体に脂肪が入り切らなくなったら、さらに細胞の数を増やして脂肪を取り込めることがわかったんです。

どんどん増えるは、減らないは…厄介な話ですよね(>_<)

 

脂肪を燃やしてくれる?褐色脂肪細胞

白色脂肪細胞とは逆の、脂肪を減らすという驚きの機能を持ってる褐色細胞。

脂肪細胞なのに、その脂肪を燃やしてエネルギーを消費する脂肪です。

成人だと、首回り、肩甲骨付近、腎臓の周り、胸部大動脈周辺に少量存在しています。

骨格筋が少ない幼児期は、脂肪を燃焼して熱を発生させることで体温維持をしているためこの褐色脂肪細胞が多く存在してるんです。

しかし、基礎代謝の役割を担う骨格筋ができあがる成人になると、熱源が骨格筋に移行するから、一部を残して減少していくんです。

白色脂肪細胞と同じ脂肪なのになぜ褐色かって言うと、鉄(赤褐色)を含んでいるミトコンドリアが多く存在するからなんです。

このミトコンドリアに存在するUCP(熱産生タンパク質)が白色脂肪細胞から分離された脂肪酸を取り込んで、エネルギーに変換します。

 

脂肪を「燃やす」?

皆さんが無くしたいと思っている脂肪のほとんどは、採りすぎたエネルギーが形を変えて白色脂肪細胞に蓄えられたもので、脂肪を燃やすってことはこの貯蔵物を消費するということです。

脂肪は体内に貯めこんだ固形燃料のようなもの。

余分なものは燃やして無くしたいですよね?

じゃあ、どうすれば燃やすことができるのか?

 

脂肪は分解しないと燃やせない!

蓄えられた中性脂肪は、そのままにしているだけでは消費することができないんです。

エネルギーとして中性脂肪を利用するには、遊離脂肪酸という形に分解される必要があるんです。

人は寒さなどの刺激を受けたり、運動をしてエネルギーが必要になったりすると交感神経の活動が活発になるんです。

そうなると、リパーゼという酵素が活性化されて、中性脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解します。

でも遊離脂肪酸は余ると肝臓に送られて、また中性脂肪に戻っちゃいます。

そう、分解しても消費しないと元に戻るんです!

 

分解したら消費しよう!

エネルギーとして消費するには、やっぱり運動が必要なんです。

ちょっと前までは減量するには20分以上の運動時間が必要って言われてたけど、最近の研究で、一日のうちに30分の運動を一回するのと、10分ずつ三回に分けて運動を行うことでは効果に差がないことがわかりました。

同じ運動で合計時間が同じだったら、一度にしても複数回にわけても効果は同じということ。

脂肪燃焼の効果を出すには、適度な運動時間と適度な運動の強さも必要。

たまに運動するくらいじゃなかなか脂肪は減ってくれないんです。

やっぱりある程度、継続的な運動が必要なんです。

せっかく分解しても、どんどん使わないとね。

多くのエネルギーを消費できる運動だったらどんな方法でも効果はあるといわれてりけど、目安として次のような運動方法がおすすめです。

運動種目 ウォーキング(速歩)・ジョギング・水泳・自転車・社交ダンスなどの有酸素運動

運動時間・頻度 運動はできれば毎日、一日30~60分間、あるいは一週間で合計180分以上の運動

運動強度 最大酸素摂取量の50%程度、中等度「ややきつい」と感じる程度で、心拍数が安静時の1.5倍程度(100-120拍/分)の運動の強度

※でもこのこの辺も個人差があるから、まずはできる範囲で無理なくやること。

 いきなりベストを目指したら大変なことになっちゃうから、まずはできる範囲でね(^_-)

 

だから、揉んでも、ゴリゴリしても脂肪へ燃えないんです!

溶けもしないしね。元々脂肪は液体だし(笑)

 

筋肉はエネルギーを消費するエンジン

筋肉はエネルギーを消費して体を動かすエンジンのようなもの。

だから、このエンジンが大きければ大きいほど消費するエネルギーも増えていくんです。

一日に消費する総エネルギーのうち、だいたい7割は基礎代謝と呼ばれる、内臓を動かしたり体温を維持したりするために使われてます。

筋肉の増量は、基礎代謝の上昇や消費カロリーの増量にもなるんです。

だから筋トレをするのは絶対おすすめなんです。

 

今日のポイント

食事制限で摂取カロリーを減らしても、脂肪は燃焼されません。

体重が減っていたとしても、実は脂肪を燃やしてくれるはずの筋肉が減っていただけだったら本末転倒(>_<)

運動で脂肪を分解させるスイッチを入れるだけじゃなくて、消費するために適度な運動を続けて、理想の身体をゲットしましょう!(^^)/

脂肪は揉んでもゴリゴリしても燃えません!

 

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