札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2018年06月21日
こんにちは、
もう6月も後半戦?
意味もなく、うかうかしていられないと思うだけのシュワルツ浅井です(^_^;)
巷には様々な「流行のダイエット」がありますよね。
この時期になると、雑誌やテレビでもダイエット特集みたいのが組まれてますよね。
「夏まで痩せる…」
「二週間で〇〇kg…」
「〇〇するだけで△△cmダウン」
でも残念ながら、そのダイエットにチャレンジしても求めている体を手に入れることが出来ないのが、現実みたいです。
実は「流行のダイエット」の多くは単に痩せただけの貧相な体を作るだけのものなんです。
三食のうち一食をダイエット食に置き換える「一食おきかえダイエット」、かと思ったら、一日たった一食しか食べない「一日一食ダイエット」、食べずに痩せるダイエット法は数え切れないほど沢山あります。
ダイエット=減量の基本 は摂取カロリーを消費カロリーよりも少なくすることだから、食べる量を劇的に減らせば体重もそりゃ減少しますよ。
その意味で食べずに痩せるダイエットを実践すれば、必ず痩せられます。
しかしこのダイエット法には大きな問題点があるんです。
1.栄養不足により、脂肪だけでなく筋肉も落ちてしまう。
2.「食べない」を長期間続けることは難しいため、リバウンドしてしまう。
身体は食べ物から摂取する栄養で作られています。
筋肉は主にタンパク質から作られてるんだけど、糖質やビタミン・ミネラルも必要不可欠なんんです。
食べないことで摂取カロリーが消費カロリーを下回ると、体脂肪がエネルギー源となって燃やされます。
でも、このときに同時に筋肉もエネルギーとして分解されちゃうんです。
それに運動をすれば筋肉の繊維は壊れて、きちんと栄養が行き届いている状態だと再生されるんだけど、栄養不足の状態だとこの修復もで無くなってしまうんです。
そうなると、目標体重に到達したころには脂肪だけじゃなくて筋肉も落ちちゃって、やつれたがけの貧相な残念な身体になっちゃうんです。
さらにもともと食べることが好きで太っちゃった人が、食べずに痩せるダイエットを採用すると、常にかなり我慢をしてダイエットをすることになりますよね。
我慢すればするほど、食べたい欲望が強くなっちゃって、いつか限界がきて結果暴飲暴食をしちゃったり、目標体重になったとしても、食べる量を戻してしまって、リバウンドしてしまうことになっちゃうんです。
食べるのが好きな人じゃなくても、食べないことには限界がありますよ。
だって人間の体は食べ物からのエネルギーで動くんだから。
一見効果があるようだけど理想の体から離れて行ってしまうダイエットはたくさんあるんです。
「サウナダイエット」や「サランラップダイエット」「ホット〇〇ダイエット」
こういうのは結局体の水分を出して「体重が減った」って言ってるだけのダイエットなので、実質的な効果はほとんどないんです。
最初に注意するのはやっぱりカロリー調整です。
といってもやみくもにカロリーを減らしちゃダメなんです。
まずは太りも痩せもしない、自分のベースラインのカロリーを見極めるんです。
体組成計の測定は不安定なので、一週間同じ条件(条件が安定しやすいのは起きてすぐ.)で測定し、その平均値を取る。
3.除脂肪体重に30をかける。
4.計算結果がベースラインカロリーの目安。
5.一週間ベースラインカロリーで食事を進め、体重の増減を見る。
6.体重が増えればベースラインカロリーを下方修正、体重が減れば上方修正する。
7.体重が増減しないカロリーが今の自分のベースラインカロリーになる。
習慣的に筋トレをしている人ならベースラインカロリーを守っているだけでも脂肪が減り始め、脂肪に隠れた筋肉が見え始めてきます。
筋トレをしていない人や今後もする気がない人の場合はそれだけでは脂肪が落ちにくいから、ベースラインカロリーから5%〜10%ほど摂取カロリーを減らしていきます。
このときくれぐれも摂取カロリーを減らし過ぎないことです。
カロリー調整を一ヶ月続けても効果が見られない場合は、PFCバランス調整に入ります。
PFCとは「Protein(タンパク質)」「Fat(脂質)」「Carbohydrate(炭水化物)」のこと。
このバランス調整をカロリー調整と併用すると、なかなかの効果が期待できます。
1.脂質の総摂取量を一日の総摂取カロリーの20%に設定する。
脂質は1gあたり9kcal。
2.タンパク質の総摂取量を「除脂肪体重×2(g)」で計算する。
3.一日の総摂取カロリーから脂質とタンパク質の総摂取カロリーを差し引く。
タンパク質は1gあたり4kcal。
4.3の数値を4で割った数値が、炭水化物の総摂取量になります(炭水化物は1gあたり4kcal)。
例えば一日の総摂取カロリーが1,800kcalの場合、脂質の総摂取カロリーは360kcalとなり、総摂取量は40gとなります。これは生卵なら約七個分。
タンパク質は除脂肪体重が50kgだった場合、100gになります。
これは鶏胸肉や豚フィレ肉、牛フィレ肉などの脂質の少ない肉類で言えば約450g前後です。
1800kcalから脂質の360kcalとタンパク質の100g×4=400kcalを差し引いた数値は1,040kcalです。
これを4で割ると260。
っと言うことで炭水化物量は260gです。
これは炊いた白米に換算すると約700g、2合程度です。
「何をどれだけ食べられるのか」を最初の段階で把握すれば、「何を食たらいいのか?」って悩む必要もなくなります。
はじめは面倒くさくて「忙しいのにこんなことやってられるか!」と思うかもしれないけど、少し続ければ今までどれだけ食事内容を悩んでいる時間を無駄にしてきたかが実感でるはずです。
一度自分のPFCバランスを、今いろんな初期時管理のアプリがあるから、そんなのを活用して計測してみると分かりやすいです。
あ、外食に頼っている人は注意しないとすぐに脂質過多になっちゃいますからね。(^^)
脂質は単純に美味しさを演出できるから、外食ではがんがん使われてます。
逆に脂質を適度に制限して、筋肉の栄養源のタンパク質をしっかり摂取していれば、蓄えられる体脂肪は減少するわけです。
自然と体脂肪は減っていきますよ。
脂肪で重くて動きの鈍い体を、無駄な脂肪のない筋肉のついた体に変えれば、人生そのものが変わっていきます。
体が軽くなれば運動もしたくなるし、定期的に運動をすれば筋トレでなくとも筋肉は少しずつついていきますからね。
半年先、一年先にはもっと色々な変化が起きているはずですよ。
ダイエットは目的じゃなくて、あなたがやりたいことをするためのきっかけ名だけですから。
もう流行のダイエットに振り回されるのはもうやめて、健康的で確実に痩せられる正攻法のダイエットで理想の身体を手に入れましょうね。(^^)