アルコールは飲んでも太らない?

2018年09月10日

こんにちは、弾丸日帰り出張から帰ってきて、ますます元気なシュワルツ浅井です!

さて、アルコールは太るとか?太らないとか?

糖質が無ければOKとか?

いろんな話があありますよね?

実際のところどうなのか?

っと言うことでアルコールを全く飲めないシュワルツ浅井が、ダイエットとアルコールについて解説です。

 

「糖質オフ」「糖類ゼロ」なら大丈夫?

「脂肪を落とすには、脂肪はもちろんだけど、炭水化物も摂り過ぎたらいけないんだよね?

あ~、だから、最近はビールにも『糖類ゼロ』とか『糖質オフ』とか書いてあるのか。って言うことは、こういう製品なら太らないってことだ」

って、ついつい安心して飲んでません?

表示が「糖質オフ」「糖類ゼロ」ってなってても、炭水化物が入っている製品はたくさんあるからね。

 

栄養に関する表示については健康増進法という法律で、炭水化物を食物繊維と「糖質」に分けて、糖質から多糖類糖アルコールなどを除いた残りを「糖類」に分類してるんです。

 

でも、この法律はちょっと基準が甘くて、飲料100ミリリットルあたり、糖類や糖質が2.5g未満なら「オフ」0.5g未満なら「ゼロ」と表示して良いことになってるんです。

 

あと、基準だと糖類を「単糖類と二糖類」って定めてるから、これに当てはまらないでんぷんやオリゴ糖なんかの多糖類や、キシリトールを含む糖アルコールは、いくら入っていても「糖類ゼロ」「無糖」って表示できるんです。

いくら入っていても「糖類ゼロ」「無糖」です。

言葉のイメージだけで判断しないで、製品の裏面にある栄養成分表示を確認した方がいいですね。

 

ビール中びん1本のカロリーは、ヒレカツ一皿分

でも、アルコール飲料の場合は、入っている糖の量より、アルコールそのものの影響が問題なんです。

アルコールにもカロリーがあって、飲み過ぎれば内臓脂肪がしっかり付きます。

たとえばビール中びん1本のカロリーは200キロカロリー。

ご飯お茶碗一杯、ヒレカツ一皿分に近いんです。

 

もうちょっと補足すると、アルコールのカロリーは食べもののカロリーと少し性質が違うんです。

アルコールは胃からすみやかに吸収されて肝臓に運ばれて、分解されます。

だから、アルコールに含まれるカロリーがそのまま体にたくわえられることはなくって、このカロリーを使って運動することもできないんです。

 

お酒を飲むと体が熱くなることもあって、「アルコールのカロリーは体に付かないし、余分のカロリーは熱になって逃げてしまうから大丈夫」という説明もあるけど、これは誤解です。

 

アルコールは食欲を高めるし、内臓脂肪の蓄積を促すホルモンを分泌させるんです。

そして肝臓で分解されるときには、飲んだ量に比例して中性脂肪の合成が進むんです。

そう飲んだ量に比例するんです。

 

実際に、健康診断で中性脂肪の数値が高い人は、男性はたいてい飲み過ぎ、女性は果物とお菓子の摂り過ぎが原因のことが多いんです。

そのくらいアルコールは中性脂肪を増加させて、これが内臓脂肪や皮下脂肪にに変わるってことなんです。

う~ん残念!(>_<)

っと言うことで、

ダイエット中はアルコールは飲まないに越したことは無いんですけどね…(^_^;)

 やっぱりアルコールは太るんです!

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