札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2018年09月18日
こんにちは、今日も秋晴れ!
気分上々のシュワルツ浅井です。
よく「ストレスで太る」って言いますよね。
そうなんです!
本当に、ストレスで太っちゃいます。
ストレスって、太るだけじゃなくて病気や体調不良の原因になったりして本当に厄介ですよね。
「ストレス太り」それも、結構あります。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスで太るかやせるかが決まることは、今まで何度も説明してきたのでもう耳にタコですよね(笑)
でも、いくらその摂取カロリーを抑えようとしても、
「もっと食べたい」
「まだ満腹じゃない」
「お腹が減ってる」
「まだ食べられる」
こういう感覚はどうしてもコントロールが難しくなるんです。
適量で適当なカロリーになった段階で脳が満腹という信号を出して、もうこれ以上は食べられないよ!って知らせてくれたら一番いいんですけどね。
でも、太ってしまう人の多くは、満腹と感じて、食べる行為を制限することができない状態になってるんです。
それは意志(意思が強い、弱い)とは関係のないところ、脳の働きによるところなので少々やっかいなんです。
人問の食欲は脳の視床下部という部分でコントロールされます。
その中にある視床下部腹内側核と言うのが俗に言う、「満腹中枢」って呼ばれていて、「満腹だから食べるのをやめなさい」という指令を出してるんです。
それに対して、視床下部外側野は「摂食中枢」と呼ばれ、「お腹が空いたから何か食べなさい」という指令を出してるんです。
こんなふうに視床下部は、体の状態を最適な状態にセッティングするための装置のようなもので、この機能がしっかり働いていれば、極端に太ることや極端にやせることはないはずなんです。
でも、何かの事情で満腹中枢がうまく働かない場合、満腹を感じなくなるから食べ続けてしまって、肥満になってしまうんです。
逆に、摂食中枢が壊されれば必要な分も食べなくなっちゃうから、極端な話、餓死してしまうこともあるんです。
満腹中枢が刺激を受ける要因って様々あるんだけど、その第一の囚子は「血糖」なんです。
食後に血糖値が上昇すると満腹中枢は刺激を受けて、満腹になったという情報を大脳に送るんです。
そしてもう一つ重要な働きがあるんです。
それは「レプチン」というホルモンです。
レプチンは食事を始めて数十分経つと脂肪細胞から分泌が始まって、血糖と同じように満腹中枢に作用するんです。
脂肪細胞って単にエネルギーの貯蔵庫というイメージがあるかもしれないけど、実は内分泌器官(ホルモンをつくる器官)という重要な役目があるんです。
ここで一つの矛盾点に気づかないですか?
「肥満の人は脂肪細胞か多いんだから、レプチンも通常よりも大量に分泌されて、食欲がうまくコントロールできるんじゃないの?」って思いませんか?
でも肥満の人は、レプチンが多く出続けちゃって、満腹中枢でレプチンを感知するレプチン受容体の反応が鈍ってしまっていて(これ、レプチン抵抗性って言います)、満腹感をちゃんと得られなくなっている場合が多いんです。
さて、ここで本題!
ストレスを感じると、このレプチンは減少するといわれてるんです。
ストレスを受けてレプチンが減少して、食欲が増して肥満になる、レプチン抵抗性でさらに食欲のコントロールが利かなくなる、という悪循環に陥ってしまう危険性があるんです。
皆さん、ストレスをきちんと解消できてますか?
ちなみにアルコールと過食はストレスの軽減にはらないんですよ~
アルコールや過食は感覚を鈍らしてるだけで、根本的なストレスの解消にはなっていないんです。
だからエンドレスでしょ?
アルコールに酔うと、その一瞬は、嫌なことを忘れられて楽しくなってるけど、酔いが覚めればすぐに現実の世界に戻う…
家族や友人、専門家に相談したり、スポーツや映画を楽しんだり、自分に合ったストレス解消方法を見つけるのが、ダイエット成功への近道なんです。
ストレス太りは、食べ物じゃなくて「ストレス解消法」に目を向けるってことなんです!
良いストレス発散法ありますよ(^_-)