ダイエットで脂肪が燃えない人は栄養失調かも?

2023年10月29日

ダイエットで脂肪が燃えない人は栄養失調かも?

脂肪を増やさない一番の方法は、最近メジャーなった糖質をオフする食事にスイッチすることです。

でも、これだけだと、いまついている脂肪を減らすのはなかなか大変。

もともと脂肪を増やす食生活をしていた人は、ほぼ脂肪が燃えない体質になっちゃってるんですよね~

脂肪を燃焼させようとしても、その“燃焼機関”が壊れちゃってるから燃えないんです。

脂肪の燃焼機関がうまく機能しない理由に、じつは、日本人特有の栄養失調に原因があるんです

タンパク質不足

鉄不足

ビタミン不足

ミネラル不足

カルニチン不足

 

タンパク質不足

子どもや青年、中高年や高齢者まで、すべての年代で日本人は「タンパク質不足」になっています。

体の構成成分は、水とタンパク質と脂質で9割を占めています。

そのタンパク質が不足しちゃうと、何をしても体調や病状などは改善しなくなっちゃいます。

「タンパク質は最重要!」

 

「脂肪の燃焼機関」も、タンパク質でできています。

タンパク質不足の状態だと、「脂肪の燃焼機関」にガタがきても、直すことができません。

人間の体は作りっぱなしだと、ガタがきてしまいます。

だから、髪の毛も、皮膚も、血液も、内臓も、体のあらゆる部位が常に作っては壊し、壊してはまた作って……を繰り返しているんです。

「脂肪の燃焼機関」も同じように、このサイクルが必要です。

 

でも、タンパク質不足のままだったら、それができないんです。

建物を建てたままメンテナンスをしないのと同じで、すぐにボロボロになっちゃいます。

 

さらに、タンパク質不足のまま糖質オフの食事にスイッチすると、体はエネルギー不足に陥ってしまいます。

非常に大切なのに、とても軽くみられているから、多くの日本人がタンパク質不足になっています。

筋トレをガンガンやって筋肉がムキムキの人達以外は、ほぼタンパク質不足と思っていいとおもいます。

 

鉄不足

タンパク質の次に大切なのは、「鉄」です。

「脂肪の燃焼機関」自体がタンパク質でできているんだけど、鉄は脂肪の燃焼機関で脂肪を燃やすために必須の栄養素です。

「脂肪の燃焼機関」って言ってるのいは、正確には細胞内の「ミトコンドリア」のことです。

ミトコンドリアは、原始的な生物だった段階で細胞内に入り込み、ヒトと「共生」しているもの、とされています。

細胞の中に、「ミトコンドリア」という細胞のようなものがあるというイメージから、そう考えられてるんです。

ミトコンドリアの大きさは0.5~10μmで、1つのヒトの細胞の中に数百から数千もの数が存在しています。

人間の小さな細胞1つ1つに、無数のミトコンドリアが存在しているんです。

 

このミトコンドリアの中で、糖質や脂肪酸、タンパク質などが代謝されて、エネルギーに変換されています。

タンパク質を糖質に変える「糖新生」というはたらきも、ミトコンドリア内で行われます。

ヒトの全身の細胞の中で、ミトコンドリアが存在しないのは赤血球だけで、それ以外のすべての細胞の中に存在しています。

重量でいえば、人間の体重の約10%もの重さを占めているといわれています。

 

そして、一般にはあまり知られていないことなんだけど、鉄不足はほとんどの女性と、メタボや生活習慣病やメンタルに問題のある男性の多くに当てはまるんです。

 

とくに女性については、鉄不足ではない人を探すほうが難しいみたいです。

それほど、日本は鉄に関しては異常事態になっています。

でも、そのことについてまだまだ知らない人が多くて、鉄不足と気づかないまま、さまざまな症状に悩まされているひとが多いんです

 

ビタミン不足

脂肪がたっぷりとついている人ほど、タンパク質や鉄はもちろん、ビタミン不足です

健全な代謝を支えるビタミンがないということは、当然、体が脂肪を燃やす力も弱くなります。

現代日本の「普通の食事」は、「三食キッチリ主食をとる」です。

消費者庁の認可している「トクホ(特定保健用食品)」にも、「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを」という表示です。

でも「糖質盛りだくさん」の食事だと、その他の各種栄養素が必然的に不足しちゃうんです。

まず、ビタミンB群とCは水溶性ビタミンだから、体内に蓄えることができません。

ほかの脂溶性ビタミンは体脂肪に蓄えることができるけど、B群やCの場合は、一生懸命とっても、使えない分はそのまま尿になって出ていっちゃいます。

栄養剤や栄養ドリンクなどを飲んだ後に、尿の色が黄色くなってますよね。

あれはビタミンB2の色なんです。

まずは、この不足しがちなビタミンB群とビタミンCを積極的にとることが、脂肪燃焼体質へ近づくためのスタートラインです。

蓄えることができない栄養素だから、毎日の摂取が必要ですよ。

 

ミネラル不足

さっき話した鉄以外にも、いろんなミネラル不足が起きています。

とくに不足するのが「Mg(マグネシウム)」「Zn(亜鉛=英語でZinc)」の2つです。

タンパク質や鉄と同じく、ほとんどの日本人に不足しているといっていいみたいです。

この2つのミネラルは、脂肪を燃焼してエネルギーを生み出す回路を動かすのに欠かせないものです。

不足すると脂肪燃焼が停滞しちゃいます。

マグネシウムは、ほかの多くの栄養素と違って、食事から十分量摂取することのできる、数少ない栄養素です。

豆腐を作る際に使われる「にがり」や、天然塩などに豊富に含まれています。

あと、マグネシウムは皮膚からも吸収することができるから、入浴の際にミネラルを多量に含む塩をお湯に溶かし入れることで補充ができるんです。

お風呂に入れるマグネシウムとしては、「硫酸マグネシウム」が主成分の「エプソムソルト」が有名です。

「ソルト」という名が付いてるけど、硫酸マグネシウムの純粋な結晶で、塩分は含まれてないんです。

 

亜鉛は貝類・肉類・豆類などに含まれてるんだけど、微量だから、食事から十分な量をとることが難しくて、サプリメントでとる必要があります。

亜鉛不足の人のほとんどは、タンパク質不足も同時に抱えています。

タンパク質不足が重い場合には、亜鉛を胃が受け付けないことがあるんです。

胃壁も消化液も、タンパク質でできているからです。

タンパク質不足の人のなかには、亜鉛が負担になっちゃって、胃もたれや吐き気を起こす人もいます。

だから、ビタミン類と同様に、ミネラルをとる前にタンパク質不足の解消が必要なんです。

 

カルニチン不足

カルニチンは、アミノ酸が3つつながった比較的シンプルな構造をしていて、体内でとても重要な役割を持っています。

それは「長鎖脂肪酸を燃やすことをサポートする」という役割です。

体脂肪は、脂肪細胞の内部の大部分を占める「脂肪滴」という形態で蓄えられています。

その成分は中性脂肪がほとんどで、そしてその多くは炭素数が16~18という「長鎖脂肪酸」が占めています。

その長鎖脂肪酸を燃やすときに、ビタミンCとともに、カルニチンが必須なのです。

「脂肪の燃焼機関」の実態が、細胞の中に数多くあるミトコンドリアです。

脂肪細胞に蓄えられた長鎖脂肪酸は、脂肪細胞の中にある脂肪を分解する酵素「リパーゼ」の働きで、「脂肪酸」と「グリセリン」というものに分解されて、血液中に出されていきます。

そして血流にのって、各細胞の中にとり込まれていきます。

カギを握るミトコンドリア

でも、細胞内に入っただけだと、まだ燃えることはできないんです。

その細胞内の中にある燃焼機関の、ミトコンドリアの中まで入り込まないと、燃やすことができないからです。

長鎖脂肪酸がミトコンドリアの中へ入り込むためには、ビタミンCとカルニチンの両方が必要なんです。

どちらか一方でも不足すると、長鎖脂肪酸は「脂肪の燃焼機関」であるミトコンドリアの中に入っていくことができないから、燃やしようがない、ということなんです。

ちなみに、「長鎖」以外の脂肪酸である、「短鎖」と「中鎖」の脂肪酸の場合は、ビタミンCもカルニチンも不要になります。

短鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸は、ビタミンCやカルニチンがなくてもミトコンドリアの中に入っていけるからです。

 

脂肪が燃える体を取り戻すために、まずは5つの「栄養失調」を改善することから取り組んでみてください。

「脂肪を燃やすサイクル」はそこからです(^^ゞ

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