札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2024年06月02日
今回は自律神経と肥満の関係について話してお話しますね。
1991年、アメリカで提唱された「Most Obesties kNown Are Low In Sympathetic Activity」という仮説があるんです。
「多くの肥満者は交感神経の活動性が低い」という内容で、その頭文字からモナリザ仮説と呼ばれています。
交感神経は自律神経のひとつで、心拍数や血圧を上げたり、筋肉への血流量を増やしたり、瞳孔を開いたりする働きがあります。
それと逆に、心拍数や血圧を下げ、胃腸に血流量を増やして、リラックスした状態にもっていく働きをするのが、もうひとつの自律神経、副交感神経です。
交感神経は脂肪分解にも関係してるんです。
食事をすると脳の満腹中枢が刺激されます。
満腹中枢は交感神経の支配下にあるから、満腹感を感じると自律神経が活性化します。
そうなるとアドレナリンというホルモンが分泌されて、脂肪細胞に働きかけて脂肪の分解や燃焼が促されるんです。
自律神経の働きが悪い=太るです。
ところが、こういったメカニズムが作動しにくいのが交感神経の活動性が低い人です。
以前に更年期外来の患者さんのデータをとってみたところ、平均値より自律神経の活動性が低い人は、体脂肪率もBMIも総コレステロールの数値も高いことが分かったんです。
そして、アメリカの生理学会の機関誌に掲載された、1年間に50kg減量した超肥満者を対象にした運動効果に関する論文があります。
それによると、長年肥満の状態にあった人は、体重を落としても筋肉の脂肪分解能力が普通の人の半分に満たないことが分かりました。
太っている人は膵臓からインスリンを分泌して脂肪を合成することはしても、脂肪を分解するシステムをほとんど動かすことがありません。
交感神経を経由したアドレナリンの分泌が見られないんです。
ましてダイエット中は、エネルギーがマイナスの状態になって交感神経が働きません。
その結果、50kg体重を落としても脂肪を燃やす能力は低いままです。
ところが、10日間運動をさせると筋肉の脂肪分解能力がたちどころに上がったんです。
これは筋肉内で脂肪を分解する酵素の活性が上がったということです。
運動で交感神経が刺激されて、アドレナリンが分泌されて脂肪分解酵素が働くんです。
カラダの中で起こる変化の中で一番早いのは酵素活性。
お酒を飲む機会を増やすと、アルコールの分解酵素が増えるのと同じ理屈です。
この結果から言えることは、まず脂肪分解の能力を上げて臨戦態勢にしてからダイエットするのが効率的ということです。
食事制限で体重だけ落としても、自律神経の活動性が低く、脂肪を分解できなければリバウンドするリスクは高いままです。
運動がいかに重要かということが、わかったかな?
だからいつも言ってるように、食事だけのダイエットは絶対にやめてくださいね(^^)v
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