札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2022年09月10日
夏に暑かったり、疲れたりと食欲が減退するのに、秋から冬にかけては「食欲の秋」っていわれるように、食欲がアップする人が多いですよね?
そんなことで、毎年秋から冬にかけてどうしても太ってしまって…
っていう人も多いみたいですね。
今回は、何かと話題になる「食欲」についてお話しますね。
昔から「食欲の秋」って言われてるけど、実際に夏が終わって涼しくなってくると 「食べたい」欲求が増して食べる量が増えちゃって、体重増加につながってしまう人が実際多いですよね。
なぜ「秋」に食欲が増すのか?
食欲に影響のある要因は様々あって、それぞれが複合的に絡んでいるから単純でわないんだけど、これまで研究結果として出てきていることの中からピックアップしてみますね。
夏から秋になると、日照時間が少なくなって明るさが低下します。
精神の安定化を保つ作用のある脳内の神経伝達物質で、食欲の調整にも深く関わっているセロトニンは、日光にあたった時間によって分泌量が調整されることがわかってきました。
日を浴びることが少ない秋には、夏に比べセロトニン分泌量は減少してしまうんです。
日光にあたる以外に、セロトニン分泌量を増やす方法は、糖質、乳製品、肉類の摂取や睡眠をとること。
秋になると食欲が増すのは、たくさん食べたり眠ったりすることでセロトニンを増やして、精神の安定を保とうとするからではないかって言われています。
≪日照時間と日射量≫
【図1】に初夏から初秋にかけての東京の平均日照時間と日射量(面積当たりの日の光の強さ)を比較しました。
9月~10月にかけて、日照時間・日射量ともにガクンと落ちていますよね。
確かに9月以降は暗くなる時間が早いな~って感じますよね。
では、たくさん光を浴びればいいのか、と部屋の明かりを煌々とつけて過ごせば心が落ち着き食欲も抑えられるかと言うと…そうじゃないんですよね。
≪明るさ≫
「明るさ」の計測値で比較するとどんなに明るく見える室内照明も、屋外の大雨の日にすら及ばなくて、晴れた日の日中の明るさと比較すると、なんと1/200にも満たないんです。
お天道さまはレベルが違う!
これは明るさを感じる仕組みが室内照明と自然の日光とでは違うというのもあるんだけど、どんなに頑張って室内を明るくしても、外で太陽の光を浴びるのとは全然違うことがわかりますよね。
気分良く食欲コントロールするためには、やっぱり室内に籠っていてはダメなんですよね。
これからどんどん日が落ちるのが早くなるけど、食欲の調整のためにも晴れた日には外に出て、気分転換することを心がけた方が良さそうです。
≪気温が低下すると、基礎代謝がアップする?≫
これまでもよく言われているのが気温の低下による基礎代謝の変化です。
気温が下がると、体温保持のためからだの熱産生が高まって、基礎代謝が上がることは良く知られています。
過去の文献では、夏に低下した基礎代謝が秋から冬にかけて上昇することが示されています(図3)
基礎代謝が上がれば、それだけエネルギーを多く使ってしまうため、その分を補給しようとお腹がすくことになるんです。
しかしながら、最近ではエアコン等空調機能の発達で、季節変化での基礎代謝への影響はほとんど考慮しなくても良いのではないかって言われています。
その他にも、
「夏バテ気味で低下していた食欲が、涼しくなって回復する」
「秋は美味しくなる旬の物が多いので、食べたくなるのは自然なこと」
「食べ物が捕れなくなる冬に向けて秋のうちに食べて身体に蓄えておくという、生き物の自然の摂理」
なんて、とにかく「食欲の秋」の出所を探ろうとするといろいろな話があって、「ナルホド、そうかもしれない」って、納得のいく説がたくさんあります。
秋になり食欲がアップするのは、こんなふうに色んな要因が影響しあい、相互作用しあって「食欲の秋」へとつながっているみたいですね。
とは言っても、納得して食べてばかりもいられませんからね。
次回は食欲の秋をコントロールする方法をご紹介しますね。
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