札幌市中央区(西18丁目駅徒歩2分)でトレーナー歴35年。
延べ5,000名以上のダイエットを成功させてきた専門家が、医学的根拠に基づいた『大人の痩せ方』をお伝えします(^^ゞ
「運動してくださいね。」
病院へ行くと、お医者さんからほぼ必ずと言っていいほど言われるこの言葉。
そしてもう一つ。
「食事のバランスも気をつけましょう。」
…正直、耳にタコができるくらい聞いていますよね(笑)
でも、それでも何度も言われるのには理由があります。
実は、この2つはあなたの健康寿命や人生の質(QOL)を大きく左右する、とても重要な生活習慣だからです。
「私は遺伝だから仕方ない…」
そう思っている方もいるかもしれません。
もちろん遺伝的な要因はあります。
しかし現在の医学では、多くの生活習慣病は遺伝だけでは決まらず、日々の生活習慣が非常に大きく影響すると考えられています。
世界保健機関(WHO)や厚生労働省も、運動不足は糖尿病・高血圧・心疾患・脳卒中・認知症・うつ病など、多くの病気のリスクを高めることを報告しています。
つまり、
薬を飲む前にできること。
病院へ通う前にできること。
それが「身体を動かすこと」なのです。
今日は、運動すると体の中で何が起こるのかを、科学的な根拠を交えながらわかりやすくお話しします(^^)v
身体を動かすと体の中では何が起こるの?
「運動すると健康にいい」
これは誰でも知っています。
でも、なぜ健康になるのかまで知っている人は意外と少ないものです。
実は運動を始めた瞬間から、あなたの体では筋肉・血管・脳・ホルモン・自律神経まで、一斉に良い変化が始まっています。
それでは具体的に見ていきましょう。
① 血流が良くなり、全身の細胞が元気になる
運動を始めると筋肉は大量の酸素を必要とします。
すると心臓はポンプのように力強く働き、全身へ血液を送り出します。
血液は酸素だけでなく、栄養やホルモンも運んでいるため、血流が良くなることで全身の細胞が活性化します。
その結果、
・肩こり
・首こり
・冷え性
・むくみ
などの改善も期待できます。
また、運動を続けることで心肺機能が向上し、階段を上っても息切れしにくい「疲れにくい身体」へ変わっていきます。
これは日本循環器学会でも推奨されている運動療法の大きな効果の一つです。

② 「幸せホルモン」が分泌され、心まで元気になる
運動は筋肉だけではありません。
実は脳にも最高のプレゼントになります。
適度な運動をすると、
・セロトニン
・ドーパミン
・エンドルフィン
といった神経伝達物質が分泌されます。
これらは心理学や脳科学の分野でも「幸福感」や「意欲」「安心感」に深く関わることが分かっています。
特にセロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、
・ストレス軽減
・気分の安定
・不安の軽減
・うつ症状の予防
などに関与しています。
だから運動した後は、
「なんだかスッキリした!」
「モヤモヤがなくなった!」
と感じるのです。
これは気のせいではなく、脳内で起きている科学的な変化なのです。

③ 基礎代謝が上がり、痩せやすい身体になる
「食事は変えていないのに太る…」そんな経験はありませんか?
年齢を重ねると筋肉量が減少し、基礎代謝が低下します。
基礎代謝とは、何もしなくても消費されるエネルギーのこと。
筋肉はエネルギーをたくさん使う組織なので、筋肉量が増えると自然と消費カロリーも増えていきます。
つまり運動を続けることで、
・脂肪が燃えやすくなる
・太りにくくなる
・リバウンドしにくくなる
という体質へ変わっていくのです。
「痩せるために運動する」というより、
「痩せやすい身体を作るために運動する」この考え方の方が、健康的で長続きします。

④ 筋肉と骨を守り、一生歩ける身体をつくる
人間の身体はとても正直です。
使わない筋肉はどんどん衰えていきます。
これを医学では「廃用症候群」と呼びます。
さらに加齢による筋力低下はロコモティブシンドロームやサルコペニアの原因にもなります。
しかし逆に言えば、
身体は使えば応えてくれるのです。
ウォーキングやスクワットなどで適度な刺激を与えることで、
・筋力維持
・骨密度維持
・転倒予防
・姿勢改善
・関節の柔軟性向上
など、多くのメリットがあります。
骨も筋肉と同じように刺激がないと弱くなります。
適度な負荷を与えることで骨を作る細胞(骨芽細胞)が活性化し、骨粗しょう症の予防にもつながることが分かっています。
未来の自分が元気に歩き続けられるかどうかは、今日の一歩で決まると言っても過言ではありません。

⑤ 自律神経が整い、ぐっすり眠れるようになる
「夜眠れない」
「朝起きても疲れが取れない」
そんな方にも運動はおすすめです。
ウォーキングや軽いジョギングのようなリズム運動は、自律神経のバランスを整えることが知られています。
適度な運動による心地よい疲労感は、自然な眠気を促し、睡眠の質を改善します。
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、
・筋肉の修復
・免疫力の向上
・疲労回復
・脳の整理
などが行われます。
つまり運動は、「良い睡眠」を通じて翌日の元気まで作ってくれるのです。

「運動しなきゃ」と思わなくて大丈夫
ここまで読むと、「やっぱり運動しなきゃ…」と思ったかもしれません。
でも安心してください。
いきなりジムへ入会したり、毎日10km走る必要なんてありません(笑)
厚生労働省の「アクティブガイド」では、『今より10分多く身体を動かしましょう』という、とてもシンプルな目標が推奨されています。
例えば、
・エスカレーターではなく階段を使う
・スーパーまで歩く
・一駅分歩いてみる
・テレビを見ながらスクワットを10回する
そんな小さな積み重ねでも、身体はちゃんと変わり始めます。
健康は、一気に手に入れるものではありません。
毎日の小さな選択が、未来のあなたを作っていきます。
「運動は薬」ではありません。
でも、薬では得られない健康を与えてくれる最高の習慣です。
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