なぜダイエットに「筋トレ」が必須なのか？　その2　太りにくい身体になる！

太りにくい体になる！

筋肉が増えることで、大きく分けて「基礎代謝量」「糖質代謝能力」が向上しダイエットにとって非常にポジティブな効果を発揮します。

基礎代謝量とは、私たちの体が呼吸したり、体温を一定にしたり、心臓や脳などの臓器を動かしたりするために、運動をしていなくてもつねに消費されるカロリーのことです。

 

筋トレには、この基礎代謝量を上げる効果があるんです。

筋肉1キロあたりの基礎代謝量は13Kcalくらいって言われています。

 

「筋肉が1キロ増えてもたった13Kcalしか基礎代謝量が増えないの？」

って思うかもしれないけど、たとえば筋肉を２キロ増やした場合、1年間に換算すると26Kcal×365日

9490Kcalになって体脂肪1.35キロ分多くのカロリーが「何もしていなくても」消費される計算になるんです。

10年間では10.35キロ分！

 

これは馬鹿にできない量ですし、毎年少しずつでも筋肉量を増やすことができれば、この効果はさらに大きくなっていきます。

筋肉を２キロ増やせば、それだけで10年で13.5キロやせやすい体になるのですよ！

筋トレのすごさがすこし理解できたかな？

人生100年時代と言われる現代で、10年スパンで物事を見ていくことは極めて重要だと思います。

 

あと、筋肉と代謝を語る上では「糖質代謝」に関わる筋肉の役割も欠かせないです。

そもそも悪者かのように扱われることが多いのが糖質ですよね。

確かに取り過ぎは良くないです(^_^;)

 

この風潮の根源となるのは、体内で余った糖質ぱ「中性脂肪に合成される」「血管などのたんぱく質と結びつく糖化という現象を引き起こし、血管をボロボロにしてしまう」などの考えからきているもの。

 

確かに糖質は体内で余ってしまうとこのような問題が起こるんだかど、それは糖質が絶対悪者って事にはならないんです。

糖質を体内で余らせなければいいんです。

 

糖質が脂肪に変わりにくくなる

じゃあなぜ糖質が体内で余ってしまうのか？

そもそも糖質は体内で貯蔵できる量が限られています（脂肪はほぼ無限に貯められるけどね）。

その量は約600グラム、そのうち筋肉には約500グラム、残り約100グラムは肝臓に貯められます。

筋肉は体内の糖質のほとんどを貯めこむ最大の貯蔵庫なんです。

そしてこの貯蔵庫の容量が小さかったり、機能が悪ければ、食事で糖質を摂収した時に、糖質が余って、脂肪に変わりやすくなってしまいます。

反対に、貯蔵庫の容量を増やす＝筋肉を増やせば糖質は余りにくく太りにくい体になります。

攻撃型と防御型、２つのメリット

あと、筋トレ自体が糖質を筋肉に貯め込みやすくする効果かおるから、筋トレを習慣的にしている人の筋肉はよりたくさんの糖質を貯め込むことができるんです。

筋トレは糖質代謝能力を向上させて脂肪が蓄積しにくい体にしてくれるんです。

代謝を上げる攻撃型のメリット、糖質の余りを減らす防御型メリット、この２つを同時にこなしてくれる器官は筋肉だけで、筋肉を増やすには筋トレしかないんです。

 

もう一度言います！

筋肉を増やす維持するには筋トレしかないんです！

どんな食事をしてもサプルメントをとっても何例と共に筋肉は落ちてくるんです…

さあどうします？(^_-)