ダイエットの真実！姿勢改善系ダイエットは痩せない！

姿勢改善系ダイエット

ぶら下がり健康器、骨盤体操、骨盤枕、ストレッチ、ヨガなど

本当に大昔50年ほど前、「ぶら下がり健康器」が大流行しました。

これは鉄棒状のバーにぶら下がって背すじを伸ばす健康器具。

当時は一家に一台というくらい人気があった器具なんだけど、やっぱり数年後には飽きられて、部屋の隅で洋服掛けになったり庭の隅で物干しになったりというケースが多かったみたいです。

もちろん、ぶら下がり健康器ではやせることはありません。

ぶら下がっていてもカロリー消費はほとんどないからね。

「姿勢がよくなること」と「やせること」は無関係です。

背すじが伸ぴたり骨盤の位置が矯正されたりして姿勢がよくなれば、スタイルがよくなったように感じられるかもしれません。

ただ、それはやせたということではありませんよね。

カロリーが消費されたわけでもなければ、体脂肪が減ったわけでもないです。

そこが良く間違うポイントです。

 

シュワルツ浅井が言う痩せるという事は、あくまでも体脂肪が減るとお言うことです。

その点をご理解いただければ、姿勢矯正、骨盤体操、骨盤枕などを行なってもやせはしないということが想像できますよね。

同じ理屈で、ストレッチやヨガもやせることは期待できません。

 

ヨガで痩せない理由

ヨガによるカロリー消費はじつは高くない

一般的なヨガレッスンでのカロリー消費量は意外と高くないんです。

一般的なヨガのレッスンは75分から90分。1レッスンのカロリー消費量は、100〜200キロカロリーと言われています。

これは、おにぎり1個分程度のカロリー消費です。

もちろん流派やレッスンの強度により消費カロリーも変わります。ホットヨガやアシュタンガなどのヴィンヤサスタイルで汗をかくものは200〜300キロカロリー程度、逆にリラックス系のヨガだったらカロリー消費量も少くなります。体脂肪を1キロ減らすのに、7200キロカロリー程度の消費が必要と言われているから、仮に毎日200キロカロリーを消費できるヨガを行ったとしても、1キロダイエットするのに1ヶ月以上かかるというわけです。

ヨガで痩せる3つの理由

前述したように、ヨガは消費カロリーはジョギングなどの運動に比べて高くはないです。

それでもヨガで痩せる人は多くいますよね？

なぜなのか？

 

生活習慣がカロリー消費を助ける

ヨガで姿勢が変わり、歩き方が変わったことで使う筋肉が増え、消費カロリーが上がるということもがあります。

ヨガを行うことにより、日々の生活での姿勢や立ち振る舞い、歩き方などが変わって、ヨガレッスン以外での消費カロリーが上がるということは大いにあります。

例えば、ヨガにより姿勢が整うと、大股で元気に歩くことができます。

小股で猫背で歩くより消費カロリーが自然と高くなって、日々の通勤や散歩が、ダイエット効果を高めます。

あと、ヨガで日々の疲れを上手にマネジメントできれば、電車の中でも「座らなくても大丈夫」という気持ちになって、結果的にカロリー消費を上げる行動につながるでしょう。

こんなふうに毎日の積み重ねが、結果的にダイエットの成功につながります。

そして生活の中での変化は、ダイエットと違い無理なく無意識的に習慣を変えているから、リバウンドもしづらいはずです。

 

気持ちが落ち着く

心が落ち着くことで過剰な食欲や無駄食いを抑えることができる。

アンケートの結果によると、ヨガを始める理由の1位は健康やダイエット目的だけど、ヨガを始めてから感じているヨガの効果の1位は「怒らなくなった」「気持ちが落ち着いた」などの精神的な変化。ダイエット中は空腹を我慢したり友達からの誘い断って気まずい思いをしたりと、体よりも心に負担がかかります。

ヨガでは、その精神的なイライラや不安を解消しながら運動を続けられるため、「無理なく痩せられた」と感じる人も多いようです。

 

食生活が変化する

体に負担のかからないヘルシーな食事を自然と求めるようになるといった変化も。

ヨガで気持ちが落ち着くと、イライラによる過食ややけ酒など、体に負担のかかる突発的なことも少なくなります。

さらに朝ヨガを習慣化すると、朝の体の重さが前日の夕食の影響を大きく受けていることを体感して、夕食の取り方にも気を使うようになります。

特に食事制限をしなくても、健康的な食生活を送ることが普通になるわけです。前夜にお肉を食べたり夜遅くに食事をすると、確実に朝の体は重たくなって、まだお腹の中に食事が残っているような感覚も感じます。

なので自然にコントロールするようになるという事です。

なのでヨガは直接の脂肪燃焼効果はひくいものの、続けることで副産物的に生活が変って痩せる方向に身体が向いていくとお言うことです。

 

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