札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2022年04月20日
こんにちは!
札幌も暖かくなってきてまさにダイエットシーズン到来ですね(^^)v
この機会にスポーツクラブに入会したり運動を始めちゃう人も多いと思います。
そうなんですよね~
春先はスポーツクラブも入会者が多いんです。
「春の入会キャンペーン!」なんて広告も目にすると思います。
でも秋には、やる気満々で入会した人たちもいなくなってしまうんです…(^_^;)
スポーツクラブに限らず、運動を始めても続かない人って本当に多いですよね。
色んな原因があると思うんだけど、その中のひとつに「思ってたのと違う!」「思ってた効果が出ない!」
と言うのがあると思うんです。
「運動を始めたら少しづつでも効果が出てきて、痩せていくはず…」
と思っていてけど実際は全然変化なし…
そうなればやる気もなくなってくるし、やらなくなっちゃいますよね。
じゃあどうして効果が出ないのか?
今日はその謎に迫りたいと思います(^^ゞ
ダイエットをしたい人の中には、食事をあまりがまんしたくないから、食事はそのままにして運動量を始めて瘦せようって考える人も多いですよね?
でも正直(トレーナーがいうのも何なんだけど)言うと食事制限をしないで運動のみで体重を減らすことは難しいんです。
それは研究からもわかっていることなんです。
多くの研究を統合して評価した研究によると、食事制限または、食事制限と運動の併用は体重減少に効果的であったものの、残念ながら(食事制限を伴わない)運動のみだとほとんど体重減少が認められなかった。
って結果があるんです。
どうして.運動はダイエットにそれほど影響しないのか?
「え、シュワルツ浅井だって毎回運動しないダイエットは絶対ダメだって言ってりじゃないか?」
はいそうなんです。
だけど運動だけではなかなか効果が出づらいんです。
医学の世界でも昔から、体重が増えるか減るかは摂取カロリーと消費カロリーの差で決まるって言われてきました。
脂肪1kgが9000kcalで、脂肪細胞の8割が脂質で、残りの2割は水分やその他の物質なので、脂肪1kgを減らすには、7200kcal消費する必要って言われてます。
でも、実際には人間のカロリー消費の多くは基礎代謝(生命活動を維持するために、何もしないでじっとしていても消費するカロリー)や食事に関係する代謝(食事の咀嚼、消化、吸収によって消費されるカロリー)で、運動によって消費されるのは全体の10〜30%にすぎないんです。
※一般的な生活をしている場合です
人間が摂取するカロリーは全て口から入るものですよね。
食べる物は100%自分でコントロールできるけど、消費するカロリーは全体のわずか10~30%しかコントロールできないんです。
多くの人は日中の多くの時間を座って過ごしているから消費カロリーが少なくって、もっと身体を動かすことができれば消費カロリーは増えると思いますよね。
でも実際は思っているいほどの効果はないってことなんです。(>_<)
毎日部活やアスリートくらいの運動量があれば話は別ですけどね。(^_-)
ある研究でアフリカの狩猟採集民族は日常的にかなり身体活動量が多いから、消費カロリーも多いという研究の仮説を立てたんです。
でも実際に測定してみると、狩猟民族と一般の欧米人の消費カロリーは変わらなかったそうなんです。
消費カロリーの大部分は基礎代謝なので、身体活動量を増やしても消費カロリーはあまり増えなかったという事なんですね。
消費カロリーが運動で増えた時に、摂取カロリーが変化しなければ理論上は瘦せるはずです。
実際にカロリーの消費と摂取は関係があります。
普通は運動をするようになるとお腹が空くようになって、食事の量が増えて、摂取カロリーが増える傾向があります。
さらには、運動をするようになると、身体を休めるために横になって休む時間が増えたりして、日常生活の身体活動量が減る可能性もあるんです。
そしてさらに運動をすることで、基礎代謝が落ちてそれ以上エネルギーがマイナスの状態にならないようにストップするメカニズムが働くことがわかってきたんです。
たとえば昔々の原始人は飢餓で命を落とす危険性が高かったように、人類の歴史上はずっと摂取カロリーが足りない状態が続いていましたよね。
飽食の時代になって摂取カロリーのほうが消費カロリーよりも多くなったのはつい最近のことですよね。
少なくても、父や母の世代では食べ物に苦労したって言う話をよく聞いたことがあります。
だから、カロリーバランスがマイナスの状態が長く続くと、生命の危険があるから、人間の身体は自然と基礎代謝を落としてカロリーバランスを保とうとすんです。
でも本当に食事制限をしないで運動のみで瘦せるのは不可能なのか?
さっきも話したように絶対ってわけじゃないけど、運動のみで瘦せるにはかなりの運動量が必要になるんです。
52名の肥満男性を対象とした実験によると、運動のみのグループの体重減少は、食事(カロリー)制限したグループと同等に有効だったけど、運動のみのグループは1日あたり60分(700kcal)の運動が行っていて、一般的に推奨されている運動量(週150分間)よりかなり多かったんです。
米国スポーツ医学会と米国糖尿病学会は「運動のみで体重減少を達成しようとするなら1日60分以上の運動が必要である可能性がある」という共同声明を発表しているんです。
ダイエットに成功したとしても、一度減った体重を維持するためには、かなりの運動が必要で、体重1kgあたり11~12kcal/日の運動量が必要と言われてます。
まったくそんなことはありません。
いつもお話しているように、食事だけのダイエットでは脂肪以外の筋肉も落としてしまうので、さらに基礎代謝が落ちてしまいます。
食事と運動の併用がダイエットの必修条件となります。
身体を動かすことで、身体は筋肉の必要性を察知して筋肉を維持、発達させようとします。
筋肉が増えれば基礎代謝も上がり、基礎代謝も上がるので運動した時の消費カロリーも上がります。
あとは身体のメリハリ、形を形成するのは筋肉なので、キレイなボディラインづくりには必修です。
ただ脂肪を落とすことを考えると食事のコントロールが効率的ってことなんです。
でもそうですよね、
ネットや、雑誌、テレビを見ると、
「○○、するだけで激やせ!」
「1日3分でお腹スッキリ!」
なんて言葉が当たり前のように飛び交っていますからね…(^_^;)
でもそのほとんどが、化学的根拠のない誇大広告ですからね。
特にダイエット商品はそれがはびこってます。
人間の「できれば楽をしたい」と言う心理を利用した、セールス手法です。
あとアスリート、特に階級制限のある格闘技の選手なんかが短期間で減量するのを見ることがあるかと思うけど、彼ら、彼女たちがどれだけの食事制限をして、運動量をこなして、最後の最後は水ぬき…
到底一般の人には出来ない領域です。
残念ながら週に1~2回ちょこちょこっと運動したくらいでは、あなたが想像している結果は得ることは難しいです。
あなたに合った(ここが大事です)ちゃんとした方法でダイエットに取り組めば、確実に結果は出ます!
今までの肥り癖を変えればいいんだから(^_-)
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