年末年始が来る前に知ってほしい！たった1日、1週間、1カ月の食べすぎが身体に与える影響！

こんにちは！

忘年会シーズン真っ盛りですよね。

これからクリスマスにお正月ますます食べる機会が増えそうですよね。

今日ぐらいは、お正月だから…

実はその一日が意外に身体に影響しちゃってるんですよね～

っと言うことで、今日は年末年始前にくぎを刺しておきますね(^_-)

 

たった1日、1週間、1カ月の食べすぎが体に与える影響！

ずっと健康的だった食生活が何かの事情で急に乱れた？　

残念ながら、その影響は思ってる以上に大きいんです。

2017年に行われた研究結果で、たった1日食べすぎただけで血糖値に大きな影響が出ることがわかっているんです。

しかも、これって健康な若い人たちにも言えることなんです。

油っこい物や甘い物ばかり食べていると、血糖値が基準値以上に高くなるのは知られてますよね。

そして、血糖値の上昇はインスリン抵抗性、2型糖尿病、心疾患のリスクを高めるってことなんです。

 

1日だけ食べすぎてしまった場合

イギリスの大学の研究チームは、一時的な食べすぎが血糖値に与える影響を調査したんです。

その結果、高脂質の食べ物をたった1日食べすぎただけで血糖値とインスリン値が上昇したんです。

糖を効率的に処理する体の能力が低下することが分かったんです。

高血糖は体に害を及ぼします。

あと、膵臓からのインスリンの過剰分泌が続くと、膵臓が機能障害に陥って、必要なときにインスリンを分泌できなくなってしまいます（これが2型糖尿病）。

だから食べる物に気を配って、食事内容が健康に与える影響を意識する必要があるってことなんです。

この研究では、若くて健康な成人15名がソーセージ、ベーコン、目玉焼き、チーズ、ビーフバーガー、チーズケーキなどの高脂質の食品を摂取してから血糖値の検査を受けたんです。

この15名はみんあ運動量の多い健康な非喫煙者で、心疾患や糖尿病の既往歴が一切ありませんでした。

 

でも、今回のような結果が出たというのは…

こういうプロフィール（運動量の多い健康な非喫煙者）だったら、ちょっとくらい不健康な物を食べても大丈夫と思われがちですよね。

でも実験結果は、高脂質の食べ物を1日食べすぎるだけで、健康な若者の全身のインスリン感受性が低下することを示しています。

過食症の人や、クリスマスから年末年始にかけて、あるいはお祝いの席で食べすぎてしまう人にとっては重要な問題があるはずです…

 

5日ほど食べすぎてしまった場合

2019年、米国の研究チームは、健康な若い男性たちが5日間連続で不健康な食べ物を過剰に摂取した場合と、慢性的な過食が28日間続いた場合の影響を調査したんです。

参加者に出された食事は高糖質で、チョコレート、ミールリプレイスメント（ダイエットドリンク）、チップスなどで1日の摂取カロリーを1000kcalほど増やしたんです。

まずは短期間の実験の結果から。

5日間で参加者の体重や体脂肪が大幅に増えることはなかったけれど、内臓脂肪（内臓の周りに蓄積する脂肪）は15%増加したんです。

５日間で…(◎_◎;)

内臓脂肪はさまざまな疾患のリスク因子。

でも、参加者の血糖値は5日間を通じて安定していて、インスリン値は正常なままだったんです。

 

28日も食べすぎが続いた場合

28日間の実験を終えたあとでも男性たちの血糖値は正常な範囲内に収まっていたけれど、食後の血糖値とインスリン値は一時的に上昇して、全身の体脂肪と内臓脂肪が増加してたんです。

内臓脂肪の増加率は（5日間の実験と同じ）15%にとどまっていたけれど、裏を返せば5日間の過食の影響が28日の過食と同じだけ大きかったことになるんです。

 

内臓脂肪

内臓脂肪は内臓を取り囲むように蓄積していて、これが増えると心臓発作、心疾患、2型糖尿病、高血圧、脳卒中、乳がん、大腸がん、アルツハイマー病のリスクが高くなります。

実験に参加した男性たちは若い・フィット・健康の三拍子が揃っていたので、食生活をもとに戻せば実験で増えた分の内臓脂肪も自然と減る可能性が高い鴨井です。

逆に高齢者や運動量が少ない人は、たぶん回復にかかる時間が長くなるはず。

クリスマスや年末年始の一時的な食べすぎには体も対処できるかもしれないけれど、数日おきに暴飲暴食を繰り返せば、目に見えないところ（内臓）で長期的な影響が出る可能性があることは間違いなさそう。

 

「今日だけ」「今だけ」

でもちゃんと身体には影響が出てるっとことですからね(^_-)