札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2022年07月10日
こんにちは!
ビューティフルサンデーいかがお過ごしですか?
休みの日だから昼から飲んでる?
それもありですよね。
でもアルコールにはダイエットにまつわる都市伝説が多いので注意してくださいね。
という事で今日はやっぱり太るアルコールの話です。(^_^;)
残念ながらその思い込みは大間違です!
アルコールは肝臓で分解されるときに、飲んだ量に比例して中性脂肪の合成が進むんです。
そして健康増進法の基準は甘くて、『糖質オフ』なんて書かれていても炭水化物が含まれていることがあるからね。
脂肪を落とすには、脂肪はもちろんだけど、炭水化物も摂り過ぎたらいけないんだね~
「だから、最近はビールにも『糖類ゼロ』とか『糖質オフ』とか書いてあるのか。こういう製品なら太らないってことだ」……ってつい手が伸びちゃってませんか?
でも本当に安心して飲んでいいのかな~?。
実は表示が「糖質オフ」「糖類ゼロ」となっていても、炭水化物が入っている製品はありますからね。
栄養に関する表示について定めているのは健康増進法という法律なんだけど、炭水化物を食物繊維と「糖質」に分けて、糖質から多糖類や糖アルコールなどを除いた残りを「糖類」に分類しています。
しかし、この法律はちょっと基準が甘くて、飲料100ミリリットルあたり、糖類や糖質が2.5g未満なら「オフ」、0.5g未満なら「ゼロ」と表示していいことになってるんです。
あと、基準では糖類を「単糖類と二糖類」と定めているから、これに当てはまらないでんぷんやオリゴ糖などの多糖類、キシリトールを含む糖アルコールなどについては、いくら入っていても「糖類ゼロ」「無糖」って表示でちゃうんです。
言葉のイメージを過信しないで、製品裏面の栄養成分表示を自分の目で確認いないとですね。
でも、アルコールについては、入っている糖の量より、アルコールそのものの影響が重要なんです。
アルコールにもカロリーがあって、飲み過ぎれば脂肪がしっかり付きます。
たとえばビール中びん1本のカロリーはなんと200キロカロリー。
ご飯お茶碗一杯、ヒレカツ一皿になちゃいます。
でも、アルコールのカロリーは食べもののカロリーと少し性質が違うんです。
アルコールは胃からすぐに吸収されて肝臓に運ばれて、分解されます。だから、アルコールに含まれるカロリーがそのまま体にたくわえられることはなくて、このカロリーを使って運動することもできないんです。
お酒を飲むと体が熱くなるから、
「アルコールのカロリーは体に付かないし、余分のカロリーは熱になって逃げてしまうから大丈夫」
って言ってる人がいるけど、これは誤解です!
アルコールは食欲を高めて、内臓脂肪の蓄積を促すホルモンを分泌させます。
そして肝臓で分解されるときに、飲んだ量に比例して中性脂肪の合成が進めます。
実際に、健康診断で中性脂肪の数値が高い人は、男性はたいてい飲み過ぎ、女性は果物とお菓子の摂り過ぎが原因ってことが多いんです。
そのくらいアルコールは中性脂肪の増加を招いて、これが内臓、皮下脂肪に変わちゃいます。
じゃあ、アルコールによる違いはあるのか?
ビールやワインは飲み過ぎがちだから、焼酎のほうが体にいいという意見があるかと思えば、いや、ワインは脂肪が付きにくいと聞いたよって言う人もいます。
じゃあ本当はどっちなのか?
はい、アルコール飲料による違いはありません!(^^ゞ
アルコールの影響は、それぞれのアルコール飲料に含まれる純粋なアルコール、正確にいうとエチルアルコールという成分をどれだけ摂取するかで決まるんです。
エチルアルコールの量にもとづいて換算すると、日本酒1合がビール中びん1本、焼酎0.6合、ワイン4分の1本、缶チューハイ1.5缶に相当します。
ビールと焼酎のどちらが安全かではなく、何をどれだけ飲むか、エチルアルコールの量が問題なんです。
ワインは内臓脂肪が付きにくいという話が出てきたのは、ある論文がきっかけだと思います。
魚を二つのグループに分けて、一方のグループにだけ、赤ワインに含まれるポリフェノールを与えたところ、内臓脂肪の蓄積がおさえられたってことだったんです。
これだけ聞くと、「おっ!」 って色めき立った皆さん。ちょっと待ってください!
この実験では、魚の体重1キログラムあたり、ポリフェノールを毎日40ミリグラムずつ与えました。
これを体重60キログラムの人間に当てはめるとどうなるでしょうか。
60(キログラム)×40(ミリグラム)=2400ミリグラム
2400ミリグラムは2.4グラムのことですから、ポリフェノールを1日に2.4グラム摂取する必要があるということです。
じゃあ、一般的な赤ワイン100ミリリットルには、ポリフェノールが101ミリグラム含まれています。
ということは、ポリフェノールを2.4グラム摂取するには、赤ワインを毎日約2.4リットル、なんとボトル3本以上飲まなくやいけないんです。
ここに含まれるエチルアルコールの量をもとに換算すると、日本酒にして約13合です。
これを毎日です。(@_@)
これで本当に内臓脂肪の蓄積がおさえられるとしても、体はボロボロになります。(笑)
ポリフェノールを摂取したいなら、別にワインにこだわる必要はないですよね。
果物ならブルーベリーやイチゴに多いし、コーヒーにも赤ワインと同じくらい入っています。
緑黄色野菜や大豆、魚、緑茶など、ありとあらゆる食材に含まれてるから、普通に食べていれば不足することはないんです。
晩酌メニューについても気をつけることがあります。
飲むときは、ご飯を食べないことにしているよ、という話をよく聞きます。
そうすれば、ご飯の分だけ摂取カロリーが減るから、何となくよさそうな気がしますね?
しかし、思い出してください。
ご飯を食べようがどうしようが、飲んだアルコールは同じように中性脂肪になります。
そのうえアルコールの影響で食欲が高まって、脂っこい唐揚げ、チーズ、バターピーナツなどを次々に食べてしまったら、ご飯をやめた効果なんてあっというまに帳消しです。
「締めはラーメン」ってよく言いますよね。
どうしてラーメンが食べたくなるのか?
それはご飯を食べていないからです。
炭水化物を食べると血糖値が上がって、脳に満腹シグナルが送られます。
炭水化物には水と結びつく性質もあるから、これによって胃がふくれて、さらに満足できます。
逆にいうと、炭水化物を食べないと、どんなにカロリーの高いものを食べても満腹感が得られにくくなるんです。
これにはもうちょっと理由がるんです。
アルコールが肝臓で分解されるときに特殊な物質が作られます。
ブドウ糖は細胞に取り込まれてエネルギー源になるんだけど、この物質が、ブドウ糖からエネルギーを取り出す反応のじゃまをするんです。
それと同時に、体内の材料からブドウ糖を合成する反応もおさえてしまうから、飲酒によってエネルギーが不足して、血糖値が下がる傾向になるいんです。
とくに糖尿病を治療している人は飲酒での血糖値が下がりやすいから、食事をしながら飲むよう指導されます。
健康な人だったら血糖値の低下はごくわずかなんだけど、10人に1人か2人くらいの割合で、このせいで空腹を感じることがあるみたいです。
ご飯にもカロリーがあるけど、飲む前に少しだけ、たとえばおにぎり1個くらい食べておくと、脂っこい肴を次々に注文しないですみます。
その代わりに、脂肪が少なくビタミン豊富な温野菜、おひたし、ピクルスなどでお酒を楽しみましょう。
キノコにキャベツ、白菜、水菜、オクラ、豆腐など、おすすめの食材はたくさんあります。
そしてもう一つ。
飲酒の前後には水やお茶など水分をしっかり摂ってください。
アルコールは水に溶けるので、こうすると尿と一緒に体から早く出ていきます。
二日酔い防止にも有効なはずです。
自分はお酒が飲めないので実体験が無いのが残念ですけど…(^-^;
朝晩の食事を控えてえいても、毎日の晩酌だと、プラスマイナスプラスになっちゃいますよ。
その分動いていればいいんだけどね~
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