札幌市中央区(西18丁目駅徒歩2分)でトレーナー歴35年。
延べ5,000名以上のダイエットを成功させてきた専門家が、医学的根拠に基づいた『大人の痩せ方』をお伝えします(^^ゞ
「ちゃんと食事を気をつけているのに痩せない」
「運動も始めたのに、体重が全然減らない」
「もしかして私は、何をやっても痩せない体質なの?」
ダイエットを頑張っていると、一度はこんな気持ちになるんじゃないでしょうか。
わかります。
頑張った翌朝、ちょっと期待しながら体重計に乗ったら……
昨日より0.5kg増えている。
「おい。昨日のサラダ返せ。」
と言いたくなりますよね。
でも、ここで知っておいてほしいことがあります。
ダイエットは、頑張った分だけ翌日の体重がきれいに減っていくゲームではありません。
体重は水分量、塩分、糖質の摂取量、便通、睡眠、女性なら月経周期など、さまざまな要因によって短期的に上下します。
だから、
「今日、体重が減らなかった=脂肪が減っていない」ではないんです。
そしてもう一つ大切なのが、
人間の体は、体重が減るにつれて消費エネルギーなども変化する
ということ。
つまり、ダイエットは単純な足し算・引き算だけではありません。
それでも、適切なエネルギー収支をつくり、必要な栄養を摂り、運動や睡眠を整えながら継続していけば、体脂肪を減らしていくことは十分可能です。
今回は、
「なぜダイエットは簡単に痩せないのか?」
そして、
「それでも正しく続けることが、なぜ結果につながるのか?」
を、できるだけわかりやすく解説していきます(^^ゞ
- ダイエットで簡単に痩せないのは、あなたの意志が弱いからではない
- 理由1:体重が減ると、必要なエネルギー量も変わっていく
- 理由2:体重は「脂肪だけ」でできているわけではない
- では、なぜ正しく続ければ痩せられるのか?
- 科学的理由1:体重変化の基本にはエネルギー収支がある
- 科学的理由2:筋トレは「体重」以上に体組成を変える味方になる
- 科学的理由3:「運動だけ」より食事と組み合わせる
- 「停滞期=ホメオスタシスが解除されるまで待てばいい」は少し違う
- ダイエット成功に必要なのは「根性」ではなく「続けられる仕組み」
- ダイエットで痩せるために、まずやるべき5つのこと
- 「頑張れば必ず痩せる」を、僕はこう考えています
- ダイエットは「早く痩せた人」が勝ちではない
- ダイエットでよくある質問(FAQ)
- 一人で頑張っているのに痩せない方へ まずは無料相談をご利用ください
ダイエットで簡単に痩せないのは、あなたの意志が弱いからではない
まず最初に、ここを勘違いしないでください。
ダイエットが難しいのは、
「根性がないから」
「意志が弱いから」
「努力が足りないから」
だけではありません。
体重を減らすと、体のエネルギー消費や食欲などにも変化が起こります。
米国国立糖尿病・消化器・腎疾病研究所(NIDDK)の体重変化モデルでも、摂取カロリーを減らしたときに体が適応するため、昔から使われてきた単純なカロリー計算よりも、実際の減量は徐々にゆっくりになることが示されています。
つまり、
人間の体は電卓ほど単純じゃない。
ここを理解しておかないと、
「計算ではもう3kg痩せているはずなのに!」
と、体重計に説教することになります。
残念ながら、体重計に説教してもカロリーは消費されません。
たぶん。
理由1:体重が減ると、必要なエネルギー量も変わっていく
よくダイエットでは、
「脂肪1kgを減らすには約7,000〜7,200kcalの赤字が必要」
という説明を見かけます。
これは目安として理解するには便利ですが、
「毎日300kcal減らせば24日後に必ず1kg減る」
と機械的に計算するのは正確ではありません。
なぜなら、体重が減っていく過程では体格が小さくなり、エネルギー消費も変化するからです。
NIDDKも、従来の固定的なカロリー計算では代謝の変化を十分考慮できず、長期間の体重減少を過大評価してしまうと説明しています。
だからダイエットは、
「500kcal減らした。はい、予定通り脂肪が○g減りました」
とはならないんですね。
人間の体、なかなかの曲者です。
でも逆に言えば、
体の変化に合わせて食事や活動量を調整していけばいい
ということでもあります。
理由2:体重は「脂肪だけ」でできているわけではない
ここはめちゃくちゃ大事です。
あなたが本当に減らしたいのは、
「体重」でしょうか?
それとも、
「余分な体脂肪」でしょうか?
多くの人は後者ですよね。
ところが、体重計に表示される数字には、
- 体脂肪
- 筋肉
- 骨
- 体内の水分
- 消化管の内容物
などが全部含まれています。
だから、昨日より体重が500g増えたとしても、
一晩で500gの脂肪が増えたとは限りません。
反対に、1日で1kg減ったとしても、それが全部脂肪というわけでもありません。
特にダイエット開始直後は、食事内容の変化に伴う体内の水分などによって、体重が比較的大きく動くことがあります。
だから僕は、
毎日の数字だけを見て自分を褒めたり、責めたりしないでほしい
と思っています。
昨日より300g増えた?
大丈夫。
そこで、
「もうダメだ。今夜はラーメンとチャーハンと餃子で反省会だ!」
となるほうが問題です。
反省会の規模がデカすぎます。
見るべきなのは1日の数字ではなく、数週間単位の傾向です。
では、なぜ正しく続ければ痩せられるのか?
ここからが本題です。
ダイエットは簡単ではありません。
でも、
「簡単ではない」と「不可能」はまったく違います。
適切な方法を継続することで体脂肪を減らせるのには、きちんと理由があります。
科学的理由1:体重変化の基本にはエネルギー収支がある
人間は、何もないところからエネルギーを生み出すことはできません。
長期的な体重・体脂肪の変化を考えるうえで、
摂取するエネルギーと消費するエネルギーのバランス
は非常に重要です。
食事から入ってくるエネルギーより、体が使うエネルギーが少ない状態が続けば余剰分を蓄えやすくなります。
反対に、摂取エネルギーより消費エネルギーが上回る状態が続けば、体は蓄えているエネルギーも利用する必要があります。
NIDDKのBody Weight Plannerも、食事と身体活動の変化から、時間経過に伴う体重変化を予測する仕組みになっています。
ただし先ほど説明した通り、
「毎日500kcal赤字だから、毎週必ず○kg落ちる」
という単純計算ではありません。
代謝や体格、活動量などが変化するためです。
ここはかなり重要。
エネルギー収支は大切。でも人間の体は固定された計算式ではない。
この2つをセットで覚えておいてください。
科学的理由2:筋トレは「体重」以上に体組成を変える味方になる
ダイエットというと、
「とにかく食べる量を減らす!」
となりがちですが、僕は極端な食事制限だけのダイエットはおすすめしません。
減量中には脂肪だけでなく、除脂肪量も減少する可能性があるからです。
そこで役立つのが筋トレ(レジスタンストレーニング)です。
2025年に発表されたランダム化比較試験をまとめたシステマティックレビュー・メタ解析では、食事による減量に筋トレを加えることで、食事療法だけの場合と比べて除脂肪量の減少を抑え、脂肪量の減少や筋力の改善につながることが報告されています。
つまり、
筋トレは「ムキムキになるためだけのもの」ではありません。
ダイエット中に筋肉をできるだけ守りながら、体脂肪を落としていくためにも大切なんです。
「筋トレしたら体重が減りにくくなるじゃん」
と思う人もいるかもしれません。
でも、目的は体重計の数字を最小にすることではありませんよね。
余分な脂肪を減らして、健康的で引き締まった体をつくること。
ここを忘れないでください。
体重計の数字だけに人生の採点をさせちゃダメです。
科学的理由3:「運動だけ」より食事と組み合わせる
運動は健康にもダイエットにも非常に大切です。
ただし、
「運動したから好きなだけ食べていい」
となると話は別です。
「今日は30分歩いたから、ご褒美にケーキ2個!」
そのウォーキング、ケーキの前座になっています。
複数のシステマティックレビューをまとめた研究でも、運動は体重、体脂肪、内臓脂肪の減少に有益である一方、運動による体重減少には限界があり、体組成改善も含めて考える必要があることが示されています。
ですから、
食事か運動か?
ではありません。
食事を整える。
適度に体を動かす。
筋トレをする。
睡眠や生活リズムも整える。
これらを組み合わせることが大切です。
「停滞期=ホメオスタシスが解除されるまで待てばいい」は少し違う
ダイエット情報では、
「停滞期はホメオスタシスが働いているだけ。しばらく我慢すれば脳が安全だと判断して、また勝手に痩せ始めます」
と説明されることがあります。
でも、これは少し単純化しすぎています。
減量が進むと、
体重が軽くなることで消費エネルギーが減ったり、代謝が適応したりするため、以前と同じ食事・運動でもエネルギー赤字が小さくなる
ことがあります。
NIDDKの研究でも、減量に伴う代謝の変化を考慮しない単純なモデルは、実際の体重減少を過大評価するとされています。
つまり停滞したとき、
「何も考えず同じことを永遠に続ければOK」
とは限りません。
まず確認したいのは、
本当に停滞しているのか?
です。
数日間減っていない程度なら、水分変動の範囲かもしれません。
ある程度の期間、体重やウエストなどに変化が見られないなら、
- 食事量が知らないうちに増えていないか
- 間食や飲み物のカロリーが増えていないか
- 日常活動量が減っていないか
- トレーニング内容は適切か
- 睡眠や生活リズムが崩れていないか
などを確認しましょう。
「頑張りが足りない!」
と自分を責める前に、
作戦を点検する。
ダイエットに必要なのは精神論だけではなく、こういう冷静さです。
ダイエット成功に必要なのは「根性」ではなく「続けられる仕組み」
ここまで読むと、
「結局、ずっと我慢しなきゃいけないの?」
と思うかもしれません。
違います。
むしろ僕が伝えたいのは逆です。
我慢だけに頼るダイエットは、長続きしにくい。
NIDDKも、体重管理では現実的で具体的な目標を設定し、途中で計画から外れてしまっても、できるだけ早く健康的な習慣へ戻ることを勧めています。
完璧じゃなくていいんです。
飲み会に行った。
ケーキを食べた。
旅行で食べすぎた。
そんな日もあります。
問題は、
1回食べすぎたことではなく、「もう全部ダメだ」と投げ出してしまうこと。
1食食べすぎたくらいで、数週間の努力が全部消えるわけではありません。
翌日から戻せばいい。
80点を長く続けられる人のほうが、
100点を3日やって0点になる人より強いです。
ダイエットって、そういうゲームです。
ダイエットで痩せるために、まずやるべき5つのこと
難しいことから始める必要はありません。
まずは次の5つを意識してみてください。
1.食事内容を記録する
「そんなに食べていない」は意外と当てになりません。
調味料、飲み物、間食、ひと口も含めて記録すると、自分の食生活が見えるようになります。NIDDKも食事記録を、体重管理に役立つ方法の一つとして紹介しています。
2.極端に食事を減らさない
早く痩せたい気持ちはわかります。
でも、
「今日からほとんど食べません!」
はダイエットというより罰ゲームです。
必要な栄養を確保しながら、無理のない範囲でエネルギー収支を調整していきましょう。
3.日常生活で動く量を増やす
いきなり毎日10km走らなくても大丈夫です。
歩く、階段を使う、座っている時間を減らす。
小さな活動も積み重なれば意味があります。
4.筋トレを取り入れる
減量中の筋肉・除脂肪量をできるだけ守るという意味でも、筋トレにはメリットがあります。
5.体重は「点」ではなく「線」で見る
昨日より増えた、減ったではなく、
数週間でどう変化しているか
を見ましょう。
体重だけでなく、ウエスト、写真、服のフィット感、トレーニングの記録なども併用すると、変化を把握しやすくなります。
「頑張れば必ず痩せる」を、僕はこう考えています
タイトルでは「頑張れば痩せられる」と書きました。
ただし、
何でもいいから死ぬほど頑張れば痩せる
という意味ではありません。
間違った方向に全力疾走しても、目的地には着きません。
大切なのは、
正しい方向へ、修正しながら、続けること。
これです。
体重の変化には個人差があります。
年齢、性別、体格、活動量、服薬、病気などによっても状況は変わります。
だから、
「あの人は1か月で5kg痩せたのに、私は2kgしか痩せていない」
なんて比べなくていいんです。
あなたの体は、誰かのビフォーアフター写真と競争しているわけではありません。
昨日までの自分より、
少し食事が整った。
少し歩けるようになった。
筋トレを続けられるようになった。
暴食しても翌日に立て直せるようになった。
そういう変化こそが、最終的に体を変えていきます。
ダイエットは「早く痩せた人」が勝ちではない
ダイエットは、簡単ではありません。
体重は毎日上下しますし、減量が進めばエネルギー消費も変化します。
思ったように数字が動かない時期だってあります。
だから、
「頑張っているのに体重が減らない=自分は痩せられない」
とは思わないでください。
一方で、ここは少し厳しく言います。
「体質だから仕方ない」
「年齢だから無理」
「水を飲んでも太るから」
と、すべてを体質のせいにして何も変えなければ、やっぱり体も変わりません。
必要なのは自分を責めることではなく、
今の方法を確認して、必要なら修正すること。
ダイエットの成功方程式を一つ挙げるなら、
正しい知識 × 自分に合った方法 × 継続 × 必要に応じた修正
です。
焦らなくて大丈夫です。
でも、諦めないでください。
短期間で体重を無理やり落とすことより、
「これなら半年後も続けられる」と思える生活を作ること。
そのほうが、ずっと大切です。
ダイエットでよくある質問(FAQ)
数日間体重が減らないからといって、ダイエットに失敗しているとは限りません。
体重は体脂肪だけではなく、体内の水分量、塩分や糖質の摂取量、便通、運動、女性の場合は月経周期などの影響でも変動します。
そのため、
「昨日頑張ったのに300g増えた!」
と落ち込む必要はありません。
体重計はあなたの努力まで測ってくれませんからね。
大切なのは、1日ごとの増減ではなく、数週間単位で体重やウエストなどの変化を見ることです。
ある程度の期間まったく変化がない場合は、食事量や間食、飲み物、活動量などを一度見直してみましょう。
「停滞期は必ず○週間で終わる」と決まっているわけではありません。
そもそも、数日程度体重が変わらないだけなら、体脂肪の減少が止まったのではなく、水分などによる一時的な体重変動の可能性もあります。
また、減量によって体が小さくなると、それまでより消費エネルギーが少なくなったり、代謝が適応したりするため、以前と同じ食事・運動では体重が減りにくくなる場合もあります。
そのため、長期間変化が見られない場合は、
「停滞期だから、とにかく我慢!」
ではなく、食事・運動・日常の活動量・睡眠などを確認することが大切です。
努力を増やす前に、まず方法を見直す。
これも立派なダイエットです。
基本的には、どちらか一方ではなく、食事と運動を組み合わせることをおすすめします。
体脂肪を減らすためにはエネルギー収支が重要なので、食事を整えることは欠かせません。
一方、運動にはエネルギー消費だけでなく、体力や健康の維持などさまざまなメリットがあります。さらに筋トレを取り入れることは、減量中の除脂肪量をできるだけ維持するうえでも役立ちます。
つまり、
「食べなければいい」でも「運動さえすればいい」でもありません。
無理なく続けられる食事、適度な運動、筋トレ、睡眠などを組み合わせて、長く続けられる生活習慣をつくることが大切です。
ダイエットは短期決戦ではありません。
一時的に頑張れる方法より、半年後も続けられる方法を選びましょう。
一人で頑張っているのに痩せない方へ まずは無料相談をご利用ください
「自分なりに食事を減らしているのに痩せない」
「何を食べればいいのかわからない」
「何度もダイエットとリバウンドを繰り返している」
「情報が多すぎて、結局何をすればいいかわからない」
そんな方は、一度ご相談ください。
ダイエットで必要なのは、さらに自分を追い込むことではなく、
今の生活のどこを変えれば、無理なく結果につながるのかを整理すること
かもしれません。
無料相談では、現在の食生活や運動習慣、生活スタイル、目標などを伺いながら、あなたが今どこでつまずいているのかを一緒に整理していきます。
無理な勧誘をするための相談ではありません。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」
くらいでも大丈夫です。
むしろ、そういう小さな疑問を放置しないことが大切です。
一人で悩みながら自己流ダイエットを続ける前に、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。
あなたに必要なのは、もっと苦しいダイエットではなく、続けられる正しい方法かもしれません。
※本記事は一般的な健康・体重管理についての情報提供を目的としたもので、個別の診断や治療を行うものではありません。持病がある方、服薬中の方、妊娠・授乳中の方、摂食障害の既往がある方、急激または原因不明の体重変化がある方などは、自己判断で強い食事制限を行わず、医師・管理栄養士などの専門家へご相談ください。


