札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2017年01月14日
こんにちはシュワルツ浅井です。
今は何かと健康ブームですよね。
雑誌やテレビ何までも必ず取り上げられてます。
そして健康といえば野菜も人気がありますよね。
野菜だけの料理を出すレストランとか、スーパーやコンビニでも色んな野菜が入ったサラダとか1日分の野菜が取れるジュースなんか本当に増えましたよね。
あと野菜や果物をミックスした生ジュースとかスムージーなんかのお店も見るようになりましたよね。
それに野菜を連想させる「食物繊維」や「酵素」「スーパーフード」なんての名前が付いた商品にも飛びつく人も多いですよね。
確かに、「野菜はカラダに良い」なんだけど、シュワルツ浅井的には「野菜も体に良い」なんですよ。
「野菜=健康」、「野菜=痩せる」ていう野菜都市伝説を信じている人は、サラダやスムージーなんかの野菜だけで食事を済ませている人も多いですよね。
でも、そういう食事をヘルシーだとか、健康的って言うのはちょっと勘違いなんです。
「生野菜には酵素が含まれているから、たくさん摂れば、体内の酵素が増えて代謝がアップする」って話です。
体は、生まれた時から何千種類もの酵素を持っているんです。
それに日々、作ってもいます。
体内の酵素は、その役割から大きく分けて2つあります。
食べ物を摂っだ後、消化活動をする「消化酵素」、呼吸や免疫、細胞の修復や再生、体温の調整、自律神経の調整、エネルギーの産生、老廃物や毒素の排出を行う「代謝酵素」です。
だから、酵素なしでは生きていけないし、不足すれば体調を崩します。
そして残念なことに、酵素も加齢とともに減っていくことがわかっています。
一方、野菜や果物、魚や肉、発酵食品などの食物に含まれるのが「食物酵素」です。
酵素は46℃以上になるとその活動が失われるという特徴を持ってるんです。
そこで、生野菜や果物をたくさん食べれば、「生きた酵素が体に入るので、体内の酵素が増える」だとか、別の理論だと、「食物酵素が体内に入るので、もともと体内にあった酵素を使わずに済む」というのが、野菜都市伝説の1つです。
でも、人間の消化酵素や代謝酵素は体内で作られます。
植物で作られた食物酵素とは全く別モノです。
しかも、生野菜から摂った食物酵素はたんぱく質なので、体内に入ったらアミノ酸に分解されます。
それが再び代謝酵素や消化酵素になるとは限りません。
だから、食物酵素が人間の体内の酵素を増やすかはすごく疑問です。
だからって野菜を摂ることを否定しているわけじゃないんです。
野菜には、酵素以外にも体にとって重要な栄養素(ビタミンやミネラル、食物繊維)が豊富に含まれています。
しかし、肉や魚、乳製品、穀類にも同じように、体に重要な栄養素がたくさん含まれているのです。
人は野菜で健康になるわけじゃなくて、いろいろな栄養素をバランスよく摂ることで健康になるんだから。
他の食材と同じように「野菜も体に良い」と考えるんです。
生野菜の酵素と体内の酵素は別モノ。
体内の酵素は増えないし、それで痩せることはありません!