「主人と同じことしてるのに痩せないんです…」

2017年01月19日

こんにちはシュワルツ浅井です。

 

なんとなく男性は筋肉が多くて、女性は脂肪が多いそんなイメージがありますよね。

確かに女性の方が体脂肪率(体の中での脂肪の割合)が高くて、筋肉量が少ないのは事実です。

筋肉は脂肪をエネルギーとして使うので基礎代謝量が多くなって、筋肉量の多い男性の方が脂肪が付きにくい、ここがポンドです。

 

でも、肥満気味の男女の場合、「痩せにくさには」別の要素も加わります。

あるご夫婦が、お互い体重が増えて、一緒にダイエットを始めました。

 

ところが、奥様曰く

「私の方がずっと努力をしているのに、主人はあっという聞にお腹が凹んだのに、私はぜんぜん…」とちょっと不満げでした。

確かに、男性は短期間で結果が出やすいんです。

それに引き換え、女性はちょと時間がかかります。

それは、男女の脂肪の付き方に大きな違いがあるからなんです。

 

脂肪が体にたまっていくのは、摂取カロリーが消費カロリーを上回った場合で、これは男性も女性も一緒です。

しかし、男性の場合、脂肪が付きやすい部位は腸などの内臓周辺、女性に付きやすいのは皮膚の下です。

内臓の周りに付くのが「内臓脂肪」、皮膚の下に付くのが「皮下脂肪」です。

どちらも中性脂肪なんですけど、付く場所によって特徴が違うんです。

内臓脂肪が過剰に付くと、健康状態に悪影響を及ぼしやすくなって、生活習慣病(動脈硬化や高脂血症、高血圧や糖尿病)につながる可能性が高いんです。

しかし、体脂肪の中でも優先的に燃焼する特徴があるんです。

もう一つの、皮下脂肪は体に対する悪影は少ないんだけど、エネルギーの貯蓄や体温調節、外部からの衝撃に対するクッション的な役割など、健康維持に欠かせないんだけど、内臓脂肪の後に燃焼するという特徴があるんです。

 

体脂肪率が高いと、男性だと健康診断で異常を指摘されやすいのは内臓脂肪のせいで、女性では異常なしと言われることが多いのぱ皮下脂肪のおかげなんです。

病気のリスクが高い内臓脂肪を優先的に燃焼させるのは、人間の防衛本能なんですね。

だから、ご夫婦で同じように運動をして、同じ食事で摂取カロリーを抑えたとしても、ご主人の内臓脂肪の方が奥様の皮下脂肪より早く減ってくんです。

 

だからなのか、女性は、お腹を凹ませるために、お腹を揉んだり、塩やクリームを塗り込んだりといったことをしがちでけえど、ちょっとそれは無駄な努力かな。

毛穴から脂肪がにじみ出てくることは絶対にありません()

これは、二の腕やお尻といった他の部位も一緒です。

内臓脂肪、皮下脂肪、両方の体脂肪も燃焼させるには、やっぱり運動と摂取カロリー(カロリーだけじゃないんですけどね)のコント囗-ルですよね。

だから、女性の場合は、長く続けられる楽しい運動を見つけることが必要ですよね。

少しでも早くお腹を凹ませたいんだったら、女性でも筋トレをプラスすることです。最初は、下半身の大きな筋肉を鍛えて、それから腹部周辺の筋肉を鍛えていくと引き締まってきます。

 

男性は女性より脂肪が落としやすい上、筋肉も付きやすいんですから。

男性の皆さん!

効果がなかなか出なくて苦しんでいる女性たちのことを考えれば、もっと頑張れるはずですよ(^^)/

さあ、女性も男性も頑張っていこう!

シュワルツ浅井

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