札幌でダイエットはシェイプボディ!シェイプアップ専門のパーソナルトレーニングジム
2022年07月30日
こんにちは!
今日は夏~!な天気でテンション上がってるシュワルツ浅井です。
さてさて、
「何とか短期間でダイエットしたい!」
ってことから、断食、ファスティングをしちゃったりしてませんか?
っと言うことで今日は断食、ファスティングについてお話しますね。
断食、ファスティングには、半日だけ行うプチ断食や、〇〇ジュースを飲んで過ごすものとか、やり方はたくさんあるみたいですね。
みんなが言ってるのが「胃腸を休めてデトックスする」ってこと。
ファスティング後は体が軽くなるってことから、定期的に取り入れている人もいるみたいで、ダイエット目的ではじめる人も多いですよね。
でも実は、ファスティングではダイエット効果は望めないんです。
断食は実際に食べていないので、体が軽くなるのは当たり前です(笑)
あと、体内にあったものが排出されることで一時的に軽くなったという体感もあるでしょうね。
でも、断食状態からいきなりエネルギーが入ってくると、身体は飢餓状態になっているから、一気にエネルギーなどを吸収してしまうので、逆に太ることがよくあるんです。
ファスティングでは痩せていない?
確かにファスティング中は体の中にあったものが排出されます。
まず、減るのは水分。
そして、胃袋がすっきりしている状態だから、体が軽い感じや、内臓を労っている感じを体感しやすいかもです。
当たり前の話だけど、何も摂取していなければ、体重自体は一時的には減少します。
脱水もしてるしね。
しかし、それをずっと続けるわけではないから、その体重をキープすることはできないんです。
だって一生食べないわけにいかないでしょ?
ファスティングの場合はいろいろな流派があるみたいで、何かのジュースは飲んでいいとか、酵素は飲んでいいとかいろいろあるみたいだけど、基本は断食ですよね。
だから間違いなくエネルギー不足になっったいますよね。
普通にファスティングをしたら、断食後に回復食などを食べると思います。
3日間とか食べていない状態に、一気に食べ物が入ってきたら、体はなんでもかんでも一気に吸収しようとします。
今まで足りなかった分を一気に補おうとするからです。
そうすると、異常にエネルギーを吸収しやすい状態になるから、体は逆に太ってしまいます。
そして太ったら、どこかでまたファスティングをすればいいっておもっちゃいますよね。
でも、それを繰り返してしまうと、どんどん痩せにくい体になっていってしまいます。
なんたってエネルギーのない状態で最初に削られるのは筋肉なんですから。
脂肪が減ってると思ったら大間違いだからね。
体重が減ったって喜んですけど、減らしちゃったら確実に基礎代謝が減っちゃいます。
基礎代謝が減るんだから、消費するカロリーも減っちゃうってことです。
消費するカロリーが減るんだから、今まで通り摂取していたら摂取した栄養は消費できなくて余っちゃいます。
余った分は脂肪になります。
肥るという事です。
肥ったからってまたファスティングを行います。
そうするとまた筋肉が分解されて小さくなります。
またまた、基礎代謝が減っちゃいます。
この繰り返しで、最高に太りやすい身体が出来上がります。
断食
↓
一時的に体重があちる(筋肉が落ちる)
↓
食欲増進(筋肉が落ちてるから代謝が下がっている)
↓
体重が戻る、もしくは以前より増える
これ何のために繰り返してるの?(^_^;)
ファスティングというのは宗教上の理由でない限り、健康な人がダイエット目的で行うのはお勧めできないです。
ファスティングでお肌がつるつるになる?
ファスティングをすると、体の中がデトックスされてお肌がつるつるになるという話を聞くことがあります。
これはあくまでも個人の感想レベルの話だと思います。
肌の細胞の入れ替わり期間を考えると、ファスティングとの関係性は低いです。
実際に実感されている人もいるみたいだけど、ファスティングは総合的なエネルギー不足になりやすいので、肌への栄養も不足してしまいます。
逆に肌がカサカサになったり、髪の毛のうるおいがなくなったりすることが多いはずです。
実際にファスティングで体重が落ちた人の姿をみると、痩せたというよりはやつれたという印象をうけることが多いのは私だけでしょうか?
「de」は英語の接頭語で「分離」を意味する接頭語、「tox」は毒を意味して、「体内に溜まった毒素や老廃物を排出する」ことを指すみたいです。
半身浴、岩盤浴、海藻などを食べる、断食、よもぎ蒸し、塩水浣腸、油うがい、リンパマッサージなど、ありとあらゆる方法が「デトックス効果あり」と主張していて、ダイエット効果などをうたうケースもよくあります。
多くは、汗腺を通じて汗と一緒に毒素が排出されるっていってるだけど、汗腺にはそのように都合よく悪いものだけを排出する機能なんてないんです。
足の裏から毒素が出ると称した商品なんかもありましたよね、完全なウソです!
イギリスの国民保健サービスは、「デトックスという言葉には何の科学的根拠もなく、そのような製品を購入する必要はない」と、バッサリ言い切ってます。
断食をすると栄養 まったく入ってこないから、 腸内細菌、膵液や胆汁、 大腸の分泌する粘液、 腸壁から剥がれ落ちた細胞をエネルギーにするしかなくなります。
エネルギー源が減ると、腸の細胞分裂が衰えてしまいます。
つまり腸の機能が衰えるってことです。
そうなるとどうなるか?
大腸は水分を吸収す働きを持っているのに、それができなくなります。
本来はセルロースやペクチンどの 食物繊維があれば、それが腸内で発酵して 酪酸などの短鎖脂肪酸を作り出します。
それが腸のエネルギーになって、大腸で水分を吸収することができます。
しかし断食で大腸で水分を吸収することができなくなれば、 下痢するわけです。
断食をするとほとんどの人が下痢をしちゃいますが、 宿便が出たというわけではないんです。
そして、そのときに出る便はもちろん宿便なんかではなく、 腸内細菌の死骸です。
この腸内細菌の死骸はたいてい黒ずんでいるから、 それを見た人は、「腸に貯まってる悪いモノが出ている」 って勘違いして喜んでるんです。
腸の機能を衰えさせて、腸内環境が整ったって喜んでるわけなんです(^-^;
まあ、なにか宗教的な理由が当てやるのは仕方ないと思うんですけど…
ダイエット目的で行うのはお勧めしないのが、シュワルツ浅井の結論です。