脳の働きを利用してダイエットしちゃおう!

2023年05月21日

いよいよ夏が近づいてきていることを感じずにはいられない季節になってきましたね

ダイエットのも気合が入る今日この頃です。

そこでダイエットを成功させる鍵となるのが食欲です。

ダイエット中に食欲に負けて、ついつい食べ過ぎてしまうという人も多いですよね?

実は脳と食欲には密接な関係があるから、食欲を抑えるには脳の働きを利用するのが効果的なんです!

 

食欲に摂食中枢と満腹中枢が関係している

脳の視床下部には、空腹感を生じさせる摂食中枢と満腹感を生じさせる満腹中枢があります。

食べ過ぎを防ぐには、満腹中枢の働きを活発化させて満腹感を与えることが効果的です。

摂食中枢と満腹中枢のメカニズムをダイエットに役立てましょう。

 

摂食中枢・満腹中枢ってなに?

脳の視床下部には、空腹感を生じさせる摂食中枢と満腹感を生じさせる満腹中枢があります。

摂食中枢と満腹中枢の働きて、食欲が増加したり減退しています。

「お腹が空いたから何か食べよう」と思うのは摂食中枢、「お腹がいっぱいだから食べるのを止めよう」と思うのは満腹中枢の働きです。

でも、食べたいという欲求を我慢するのは、とてもつらいですよね。

満腹中枢を刺激して満腹感を生じさせることができれば、食べ過ぎを減らして痩せやすくなるってことなんです。

 

空腹を感じるのはどうして?

生命を維持するためには、エネルギーになる栄養を摂取する必要があります。

だから胃の中に食べ物がない状態になると、胃から脳の視床下部に情報が伝えられて摂食中枢の働きが活性化されます。

そして、空腹感が発生して身体が食べるように促されます。

食欲には、血糖値も関係してるんです。

血糖値が低下すると、摂食中枢の働きが活性化されて食欲が増加するんです。

あと空腹で体内のブドウ糖が不足すると、それを補うために体に蓄えられた脂肪が分解されてエネルギーがつくられます。

そのときに産生される遊離脂肪酸には、筋肉や内臓のエネルギーとして使用される他に、摂食中枢を刺激する働きもあるっていわれています。

 

満腹に感じるのはどうして?

食事を摂って血糖値が上昇すると、満腹中枢の働きが活発になって満腹に感じるようになります。

血糖値の上昇する速さは食べ物によって違いがあって、食事を始めてから15~20分くらいっていわれています。

だから一気に多く食べると、満腹中枢が刺激される前に食べ過ぎてしまうことになっちゃうんです。

 

感覚情報が食欲に影響する

感覚情報も食欲に影響を与えます。

美味しくなさそうな食べ物や自分の嫌いな食べ物を見たり、苦手な臭いを嗅いだときには、摂食中枢の働きが低下して食欲が減退します。

あと食べた物が美味しくなかった場合にも、食欲が減退します。

それとは逆に、美味しそうな食べ物を見たり臭いを嗅いだときには、摂食中枢の働きが活発になって食欲が増加します。

食べた物が美味しかった場合にも、食欲が増加します。

 

食欲を上手にコントロールする方法

ダイエットの負担を減らすには、食欲をコントロールすることがポイントです。

摂食中枢の働きを低下させて、食欲を上手に抑えるんです。

 

視覚から食欲を抑える

食欲を抑えるためにも、目に付くところにお菓子やパンなど食べ物を置くのを止めます。

不用意にコンビニやスーパーに行かないようにするのも効果的です。

ネット、テレビ、雑誌で食べ物の特集などをチェックするのも目の毒です。

逆にダイエットに成功した人のビフォー・アフター写真を目に付くところに貼ったり、理想の体型の人の写真を貼るのも効果的です。

食べ物じゃなくて、美のモチベーションが上がるものを見るようにしましょうね。

 

臭いで食欲を抑える

焼肉やうなぎなど食欲をそそる臭いのするところには、近づかないようにしましょう(笑)

グレープフルーツ、バニラ、きんもくせい、シダーウッドの香りには、食欲を抑える働きが期待できるといわれています。

これらの香りをアロマや香水などで取り入れるのもおすすめです。

 

食欲を抑える食事方法

血糖血が上昇するのには食事を始めてから15~20分ほどかかるから、早食いしないでゆっくりと食べることが大切。

よく噛むと満腹中枢が刺激されて、さらに効果的ですよ。

食事の満足感を得るには、食事に集中して食べる方がいいんです。

テレビやネットを見ながら食事するんじゃなくて、食べ物をきちんと見ながら食事するのがおすすめです。

あと大きいお皿に少量を盛り付けるよりも、小さなお皿に盛りつけた方がたくさん食べたように感じて満足しやすくなります。

青色、青紫色などの寒色系には食欲を抑える効果があるから、お皿やテーブルクロスを寒色系にするのもおすすめです。

 

脳の働きを活用して痩せちゃおう!

食欲は、脳の視床下部にある摂食中枢と満腹中枢の働きによって左右されます。

食欲を抑えて食べ過ぎを防ぐために、摂食中枢の働きを抑えて満腹中枢の働きを活発化させることが大事。

ゆっくり噛んで食べるとか、食事方法を工夫して食欲を抑えましょうね。

食欲は感覚情報の影響も受けるから、食べ物ではなく美のモチベーションが上がるものを見たり、食欲を抑える効果の期待できる香りを嗅ぐのがおすすめです。

脳の働きを活用して痩せちゃいましょうね(^^)v

脳の働きを利用してダイエットしちゃおう!

 

ページ最上部へ