自律神経のレベルはグッとあげてどんどん瘦せよう！

こんにちは！

以前のブログで、自律神経の働きが鈍っているとダイエットはうまくいかないって話をしをしました。

こまめにに身体を動かすことを増やしたり、入浴や食事の仕方を変えたりして、自律神経を意識した生活を続けると、約１ヵ月で、便秘や冷え、足のむくみなどが改善が見えてくると思います。

そして、もし、このライフスタイルに「運動」を加えたら、自律神経はさらにしつかりと鍛えられ、その活性度は飛躍的に伸びます！

 

とくに、長い間運動不足だった人は、交感神経の機能が著しく低下していて、ほとんど眠っているような状態になってるんです。

こんな状況の場合は積極的に運動を取り入れて、交感神経をしっかりとめざめさせる必要があるんです。

自律神経に働きかけることができるレベルの運動をおこなうと、運動中、そして運動をしたあと２～３時間くらい心拍数がよかったままの状態が続いて、交感神経の活発な働きが継続されるんです。

 

３ヵ月で自律神経が見事に復活！

ある実験で、運動が自律神経のレベルアップに大きな影響を及ぼすことがわかりました。

その実験では、18人の自律神経のレベルが低い中年の男女に、１日１時間の筋肉トレーニングとウォーキングの総合プログラムを続けてもらいました。

その結果、運動を始めて５週間後に、まず副交感神経が正常化して、さらに12週間後、約３ヵ月後には交感神経と副交感神経の両方が、見事に正常レベルまで復活したんです。

 

さらにその実験の間、一切食事制限はしていなかったのに、平均で３キログラムほどの減量もできたんです。

１ヵ月に約１キログラムずつ減っていった計算ですね。

この実験に参加した女性の多くは、ほとんどがすでに閉経を迎えていました。

何歳でも、運動をすれば自律神経の機能は回復するってことですね。

20代、30代、40代の女性が自律神経を鍛えられないわけがありませんよね。

 

わずか10日の運動で、脂肪燃焼能力が１.２倍に

自律神経、とくに交感神経は体脂肪の燃焼を促す要として働いています。

交感神経、が眠った状態だったら白色脂肪細胞から分泌される「満腹信号」レプチンを交感神経の中枢（満腹中枢）は受けとれません。

そうなると、交感神経からアドレナリン、か分泌されないから、脂肪を分解するのに必要な酵素、リパーゼも出てこなくて、褐色脂肪細胞で脂肪燃焼もされません。

っと言うことは、自律神経による体脂肪燃焼スイッチ、が入らなくて、太りやすくなるってことなんです。

長年、運動をしていなければ、この交感神経のレベルがガクンと落ちてしまっている可能性が高いです。

あと、運動不足の人は、筋肉自体の脂肪の燃焼力が極端に低下していることも実験の結果、わかっています。

だから、食事制限などをしても、なかなかやせることができません。

運動不足の状態が続くと、交感神経の機能が落ちて体脂肪のコントロールができなくなるだけじゃなくて、筋肉での脂肪の燃焼能力も低下してしまうんです。

 

でも、運動をすることで交感神経が鍛えられるように、運動不足を解消すれば、

筋肉自体の脂肪の燃焼能力も間違いなく高められます。

 

運動で筋肉の脂肪燃焼能力が復活することを示す興味深い実験結果を紹介しますね。

実験では、運動不足の中高年を集め、標準体重の人（グループＡ）、超肥満状態から50キログラム減量した人（クループＢ）、超肥満の人（グループＣ）の３クループに分け、10日間それぞれの最大運動強度の約６割の強さの運動をしてもらいました。

そして10日間の運動で、筋肉における脂肪の分解能力、つまり脂肪燃焼能力がどう変化するのかを調べたんです。

 

筋肉の脂肪燃焼能力測定法は、少し特殊です。

脳やホルモンなど、筋肉以外の影響を排除するために、まず、筋肉のサンプルを注射器で直接抜きとって、そのサンプルに、パルミチンという脂肪酸をふりかけ、このパルミチンがどれだけ燃焼するかを見て、脂肪燃焼力を測定するんです。

 

まず、運動を始める前、３グループの筋肉にパルミチンをそれぞれふりかけた結果、グループＢの人たち、またグループＣの人たちは、クループＡの人たちに比べて、パルミチンが半分しか燃焼しませんでした。

 

３グループに10日間、運動を続けてもらい、得られた実験結果は期待以上のものです。

なんと、３グループとも、120～130パーセントほど脂肪を分解する能力が上がっていたんです。

運動で筋肉の脂肪の燃焼能力が２～３割も上げられるんだから、食べたいものを我慢して食事制限をするよりも、こちらのほうがずつと効果的で、かつ、ポジティブな方法ですよね。

そして、うれしいことに、交感神経の働きが高まると、脂肪の分解酵素の分泌量が全体で２倍ほど増えることもわかっているのです。

 

運動で交感神経の機能を高めることで、やせやすい身体になります。

交感神経が鍛えられると、副交感神経の働きも高まり、自律神経全体が高いレベルでしっかりと働くようになるんです。

やっぱり運動が必要なんだよね～

 

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